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たかが一人、されど一人

娯楽の王、映画 

2022年05月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 兄弟が5人と多かったので、子供の時から現代の子供のように親と一緒に遊ぶ機会は少なかった。兄弟姉妹の人数に限らず、戦争直後時代の過程では事情は似たようなものだろう。当然な成り行きで、子どもたちは楽しみを自分で作り出すことになる。家に絵本は無かったので、本を読み始めたのは学校に行くようになって以降の話。幼稚園に通わせてもらったのでジャンケンと隠れんぼや鬼ごっこはここで覚えた。小中学生は家の目の前が師範学校だったので、ここの校庭で木登りを楽しんで監視員に叱られた、木から落ちて怪我をしたこと等が記憶にある。その隣には通っていた附属小学校の小さなグランドがあって、そこに休日に来る紙芝居屋さんが居た。本当はなにがしかのお金を払って水飴を買うのが原則だったが、小遣い銭を持たされていなかったので、子どもたちの輪の一番外側で只見をして楽しんでいた。題材が「ゴールデンバット」(タバコじゃないよ)の時代だ。兎に角、小説にしても同じだと思うが、芸能は人間の脳を刺激することで異次元の世界に誘い込んでくれる有効な手段である。植物にモーツアルトを聞かせると育ちが良くなるなんて説もあるので、地球上の生物中で人間だけが特別ではないかもしれぬが。紙芝居から始まって、想像力を刺激して人生を豊かにしてくれる楽しみはその後段々増えて、その筆頭に上がってきたのが映画で、未だに大分尾を引いている。頻度は大分少なくなったが時には映画館まで足を運ぶこともある。考えてみれば居間に置かれているテレビが映画館のようなものだし、パソコンだって映画館に早変わりするのだから大変な時代になったものだ。小学生時代に、授業の一巻で映画の団体鑑賞があった。記憶にあるのが「原爆の子」恐ろしくて正視できなかった記憶がある。今や世間一般には映画が娯楽の王ではないだろうが、小生には未だに王だ。昨日久しぶりに和製映画「流浪の月」を日比谷の映画館まで行って鑑賞してきた。ロケ地の大部分が信州松本市内で、松本在住の高校同期生が推奨してくれたし、制作会社のオーナーも同じ同期生。なんとか上手いコメントを書きたいが、理解力の乏しさと想像力の貧弱さで少し難しすぎた。話自体はシンプルだが、登場人物が多く大作かもしれぬ。一つ断言できるのは主演 広瀬すずさんのベッドシーン。これぞ迫真の演技だと思うが、日本映画にキスシーンが出現した騒ぎを朧げながら記憶にある者としては今昔の感が大きい。

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