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阿波の局のブログ
「ずっと見ていた」B
2022年11月10日
テーマ:テーマ無し
もう、夜の9時。こんな時間にlineしたら失礼だよな…あれから1週間。毎日、lineの友だち登録しようとして、メモを開いて、やっぱり畳んで財布にしまって…を繰り返していた。蘇芳さん、美人で賢くて…メモを渡された時、甘やかな空気がフワッと自分を包んだように感じた。自分が凄く幼く思えて、情けなかった。オープンキャンパスも、友だち誘われて参加しただけで、まだ、志望校も何も考えてなかった。だから、何も質問もできず、他のメンバーと蘇芳さんとのやり取りをただ聞いているだけだった。蘇芳さんが「常磐君は、何か聞きたいことはないの?」と話を振ってくれても、「皆が聞いてくれたんで、特にないです。実はまだ何をしたいかも決まってなくて、漠然と、つぶしがききそうな経済学部かなって思ってるだけで。皆、ちゃんと夢や目標があって凄いなって…恥ずかしいです」と頭をポリポリ。「やりたいことが見つかってないからって、別に恥ずかしいことじゃないと私は思うよ。まだ2年生なんだし、焦ることもないでしょ。私もね、ただ数学がちょっと得意だったから数学科に入ったんだけど、先生や研究者には向いてないなってこと、大学に入ってから気づいたの。やりたいことは、別だったなって気づいたから、来年か卒業してから大学院に行く時かまだ思案中だけど、文学部に転部しようと思ってる。いつだって、やりたいことが見つかった時がやる時だから、遅くはないから諦めないで!1年や2年遠回りしたって、全部自分の経験になるから無駄なんかじゃないから大丈夫!もちろん、皆が後輩になってくれたら嬉しいけど、大学に行くだけが選択肢じゃないし、自分の夢を大事にして欲しいと思います。応援してるから、頑張って?」皆に語りかけてる風だったけど、俺には、俺への励ましと感じた。勘違いも甚だしいかもだけど、そう思えた。だから…、やっぱりお礼言わなくちゃダメだよな。「蘇芳さん、こんばんは。遅い時間に申し訳ありません。オープンキャンパスの時は、ありがとうございました。まだ、目標は定まってないですが、蘇芳さんの後輩になれるよう頑張って勉強します。励ましてくれて、とても嬉しかったです。ありがとうございました🙇」送信ボタンを押す人差し指が、ちょっと震えた。返信は来ないかもしれない。ひょつとして、既読もつかないかも。それでも、1週間迷って、迷って、諦めかけて踏みとどまって勇気を出せたんだから俺、頑張った。自分を褒めよう。蘇芳さんは眩しすぎて、怖い蘇芳さんの強いオーラで俺のダメなとこもやなとこも全部露わになってしまいそうで怖いんだとっくに全てバレバレで隠す必要なんかないのかもしれないどの道、釣り合う人じゃないのは分かってるでも…会いたいな…もう二度と会うこともないたぶん、ないこのメモだけが唯一の希望
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