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2022年12月27日
テーマ：テーマ無し

残すところあと4日．
今年はどんな年だったのだろうか．
パンデミックもはや3年．世間では，さも収束したかのような人の動き．
年末に来て，あの国の独特なパンデミック政策放棄．
さて，それがどう日本に及ぶのか．
















　　　Mer int?rieure de Seto au lever du soleil...
　　　Leica M8+Summilux-M 35mm F1.4 (1st, later)






　本日は，女性ジャズ・ヴォーカリスト．


Jakie Ryan / Best of Love Songs (Open Art,OA-07252)



　タイトル通りの彼女の好きなラブ・ソングを集めたコンピレーション．アルバム．
2010年リリース．全16曲．
録音: Entrourage Studio, Hollywood(エンジニア:G.Gillete, ミックス: Yutaka Yokokura他, Alabama)， Mobius Studio(エンジニア:Christian Jones, O. DiCico, ミックス: O.DiCico, Mobius Studio). Mastering: Command Production, Sausalito, CA.








　日本では，2009年に発売されたSpeak Low(TOCJ-66479)がCDデビュー盤となる．
2007年に発表したアルバムYou And The Night And The Musicが，ジャズ・チャート（Jazz Week）にて1位を獲得していて，あちらでは名の知れたベテラン女性ジャズ・ヴォーカリスト．ダウンビート、LAタイムス、ロンドン・イヴニング・スタンダードをはじめとした世界中のメディアで絶賛されている．
1954年生まれのLatin-American(母親がオペレッタの歌手．メキシコ人)．現在68歳．
　なお，日本デビュー盤では，2008年11月に来日ツアーをともに行なったサイラス・チェスナットや，テナー・サックス奏者のエリック・アレキサンダーなどが参加していた．


　このBest of Love Songsでも，バックの面子は上記のジャズメンほかよく知られたプレーヤーばかりでなかなか豪華．安心して聴けるバッキング．バックの演奏だけ聴いてもいいですね．
　スウィンギーなフォービート、ボサ・ノヴァ、ラテンなどヴァリエーション豊かなサウンドと彼女のちょっと低音のハスキーでスケールの大きい歌唱．サラ・ボーン系とよく言われている．そこまでの張り上げてのガンガンのスタイルではない．サラよりももっとある意味クラシック系の発声かも．堪能なポルトガル語の歌詞もあって変化に富んだアルバム．ラブソング集なので，バラッド系が多い．全体が前に押し出す感じの録音．録音の室も良い．ちょっとリバーブが効きすぎかなという感じもしないでもないが．

　なお，最新作は今年リリースしたRecuerdos de mi Madre (OpenArt #OA-07232)．これは限定リリースなので，彼女のHP からの注文となる．
これまで11枚のアルバムをリリースしている．

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