メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

たかが一人、されど一人

原発処理水 

2023年08月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 昨日発表された東京電力福島第1発電所(以下福一と書く)に溜まった汚染水の海洋放出問題。首相が乗り出して明日から海洋放出を始めるとのこと。福一は12年前の東北大震災の際に津波で崩壊した後に4機ある発電施設のうち3機が水素爆発をおこし、放射性物質を撒き散らして近隣地区住民健康被害をもたらしたのみならず、大きな環境破壊を発生させて、故郷を失った住民は未だに多いことは世界中の人が知っている。個人的にはウクライナ(事故発生当時はソ連かな)のチェルノブイリやアメリカのスリーマイル原発事故より規模的には大きいのではと思っている。何と言っても人口が海岸周辺に密集している日本だから仕方ないのかもしれぬ。ウクライナやアメリカは日本に比べると人口密度が低いので立入禁止を地区を長年維持できるが、日本はなかなかそうは行かない。政府や自治体としては発電所に隣接する街々をなんとか復活させたいとの思いもある。と常識的に思っていたら、今日の日刊ゲンダイに『地元福島の処理水放出問題でも影薄く…「闘わない知事」内堀雅雄氏のルーツと評判』が掲載されて驚いたり、がっかりした。彼は東大経由で自治省(現・総務省)から福島県副知事と言うキャリアで現職に至ったある意味での秀才。しかも高校は長野高校で後輩でもある。世の中には色々な人が居て、昨日もテレビで初めて知った全漁連の会長。漁連会長とくれば漁師の匂いが漂って当たり前だが、会長の坂本雅信氏も千葉県の漁師或いは網元の家に生まれたのだろう、慶應義塾商学部卒業後米国クレアモント大学院修士課程修了を経、1994年より与茂七水産代表取締役就任とある。見るからにスマートで、西村経産大臣と並んでも引けを取らないスマートさが漂う。発言も同じこと『「科学的な安全性への理解は深まった」としつつ、「反対に変わりはない」』アメリカの大学でMBAまで取得されている方なのでボケ老人にはとても理解が出来ない難しい発言。まさに日本芸術の粋を極めたような人間模様の中で首相の意思決定があったのだろう。科学的知見に基づいていることを反対する各国に丁寧に説明していく方針らしい。ついでにこちらに分かりやすく科学的に説明してほしい。そうでないと、中国政府の「安全というなら水道水に利用すべきだ。」が妙に真っ当に聞こえてしまう。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ