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落ち葉 

2011年11月07日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 

 

 

 


昨日まで4日間ブログの更新をしていない。決して体調が悪いわけではないが、お隣のTさんが心配して電話をくれた。振り返ってみると4日もブログを更新しないというのは珍しいことだ。
実は、4日前からiPodで撮った写真をパソコンに取り込めなくなって困っている。しかたないので今日からまたデジタルカメラを持ちだした。
 
11月だと言うのに暖かい日が続いている。ここに住んでいるとこの時期に驚くような光景を見ることが出来る。初めてこの光景を見たとき、驚きと共に猛烈な感激を受け心が震え、しばらくは我を忘れてその中に佇んでいたことを思い出す。そして思わず「リーフシャワー」という言葉が浮かんできた。今朝も食卓から外を見ていると、ひらひらと落ち葉が舞い落ちていて、静かな秋を感じていたが、突然やや強めの風が吹き始め、ひらひらと飛んでいた木の葉の量が一気に増え、ばらばらと音を立てるように降りてくる。もしも外にいたならあのカラマツの葉も痛いほどに降っていたに違いない。まさにリーフシャワーなのだ。桜やモミジ、ニレの葉が落ちた後に最後に残ったカラマツとナラの葉は、今いっせいに競うように舞い降りている。やがてナラの葉はすべて落下し、風に揺れながら必死に葉を落とそうとしているカラマツを見ることが出来る。
 
昨年の秋にテレビを買ったが、私はほとんどそれを見ない。このような光景を見ているときに、そばでテレビがついていたら興ざめだ。何も音がしない静かな場所で舞い降りてくる落ち葉を見ていると、その落ちてくる落ち葉の音が聞こえ、頬を打つ風の匂いを感じることができる。自然の中にいる者だけが感じることができるこの素晴らしい瞬間は、言いようのない喜びである。
 
キャンプ場では、まだモミジたちが美しい色で着飾り最後の紅葉を楽しませてくれているが、それもあと数日だろう。家庭でもキャンプ場でも、落ち葉との戦いが続いているが、次から次へと猛烈な攻撃を受け、さすがの妻も今はお手上げ状態である。そして暖かさも今日までで明日からは気温が下がる予報だ。昨年も一昨年も18日頃に雪が降っている。早くもその時期に近づいたが、果たして今年はどうなることやら、深まる秋を感じながら近づいてくる冬の足音を感じている。
 
 

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