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白い巨塔 

2023年09月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:サスペンス・ミステリー・ホラー

映画ファンの皆さん、今日は〜!

今日は「中秋の名月」です。
昼間は真夏日だが、夜は涼しくなりました。

晴れているから、「花見て一杯」ではなく、
団子より、明るく「月見て一杯」といきましょう。
https://youtu.be/UR7OTRwkZV8

♪♪月見草♪♪の花言葉は「ほのかな恋」「移り気」。
https://youtu.be/ESqlTwFO2c0

今日の映画紹介は『白い巨塔』。
BSプレミアムで2023年9月29日(金)13:00〜放送。

★山崎豊子の代表作であり、医学界の腐敗を鋭く描いた、
ベストセラー小説を田宮二郎主演で、
映画化した社会派ドラマ。

キャッチフレーズは、
”誤診という名の殺人!
人の命を救うはずのメスが野望のために磨かれる!
轟然たる反響を呼んだ、問題小説の映画化!”。

浪速大学医学部では、明年定年退官となる、
東教授(東野英治郎)の後任をめぐって、
色々な前工作が行なわれていた。

その中で、助教授の財前五郎(田宮二郎)は、
優秀な外科医で、食道癌の手術に関しては、
優れた技術を持っていて次期教授の座は確実とされてた。

しかし、その傲慢不遜な人格、名誉欲や、
権力欲の強さに加えて、勘に頼るところや、
独自の手術方法などを快く思わない上司の東教授は
明らかに財前を嫌っていた。

東は自分の派閥を拡張したいという含みで、
東の出身校東都大学系列である金沢大学医学部の、
菊川教授(船越英二)を後任教授に推薦する。

財前は岡山県の貧しい農家に生まれ、
母親のきぬ(瀧花久子)の手で医学部まで進んだ後、
財前産婦人科病院の院長で財力も人脈も兼ね備えた、
財前又一(石山健二郎)に見いだされ、

その娘の杏子(長谷川待子)と結婚して婿養子となり、
又一の権力をバックにつけて助教授の座を手中にした。

本作はテレビドラマで続編・リメイクが作られた、
医療サスペンスの大傑作ですね。
モノクロの映画ながら、手術シーンなどは迫力があります。

田宮二郎の人生も本作同様、紆余曲折があったようで、
心を病み、猟銃自殺したのが43歳。

本作が制作(1966年)されたときは31歳の時ですから、
手術時の眼光するどいシーンは見応えがあります。

私としては、彼が人気スターの仲間入りした『悪名』で、
勝新太郎の相棒の「モートルの貞」役を演じた、
軽妙洒脱な彼が好きでしたね。



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