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小説家を見つけたら 

2023年11月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は、
『小説家を見つけたら/Finding Forrester』。
BSプレミアムで2023年11月22日(水)13:00〜放送。

★ショーン・コネリー演じる世間と隔絶した偏屈な作家と、
文才豊かな黒人青年との友情を描く心温まる人間ドラマ。
2001年3月に観たときの感想文です。

キャッチフレーズは、
”あなたが教えてくれた。人生がこんなに美しいこと”。

舞台はNYの下町、ブロンクス。

16歳の黒人高校生、ジャマール(ロブ・ブラウン)は、
バスケットボール選手を夢見つつも、優秀な文学少年だ。

彼は友人たちにそそのかされ、謎の老人が住む、
アパートに忍び込むが、部屋にリュックを忘れてしまう。

後日、戻ってきたリュックの中にあった、
彼の創作ノートには、赤字で批評がされていた。

その謎の老人とは40年前にピュリツァー賞に輝き、
処女作一冊だけを残して文壇から消えた幻の小説家の
ウィリアム・フォレスター(ショーン・コネリー)だった。

二人の間にはやがて師弟関係のような友情が生まれ、
ジャマールは文学の才能を開花し、
フォレスターは長年閉ざされていた心を開いていく。

そんな時、ジャマールの才能に気づき嫉みはじめていた
クローフォード教授(F・マーリー・エイブラハム)が、

ジャマールの提出した作品のタイトルが、
フォレスターの昔、発表したエッセイと同じ副題を、
持っていることを糾弾するという事件が起こる。

ジャマールは退学の危機にさらされるが、
作文シンポジウムの時、それまで決して一人では、
外出しようとしなかったフォレスターが現われ、
ジャマールを助けるのだった…。

本作は歳の差が離れている友情物語。

007のボンドのイメージが強い、ショーン・コネリーですが、
柔らかな白い髪とひげが似合う素敵な役でした。

彼の作家としての言葉には、
『自分のために書く文章は人に見せるための文章に優る』。
『第一稿はハートで書く。リライトでは頭を使う』
(You write your first draft with your heart.
 and your rewrite with your head)。

なるほど、文を書くときの心構えですね。

監督は「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」、
「サイコ」のガス・ヴァン・サント。



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