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映画が一番!

戦場のメリークリスマス 

2024年03月28日 ナビトモブログ記事
テーマ:恋愛・ロマンス

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は『戦場のメリークリスマス/
MERRY CHRISTMAS MR.LAWRENCE』。
NHK-BSで2024年3月28日(木)13:00〜放送。

★坂本龍一、デビッド・ボウイ、ビートたけしが共演。
★大島渚監督が異文化の男たちの衝突と、
 愛を独特の美学で描く戦争映画。

原作はローレンス・ヴァン・デル・ポスト。
この映画を分類するのに戦争映画に入れるかどうか、
悩みましたね。

何故なら第二次世界大戦をテーマにした、
戦争映画でありながら、戦闘シーンは一切登場しない。
また、出演者はすべて男性という異色の映画。

あるのは捕虜収容所を舞台にして、”男”達を配して
描く”官能的”?な戦争映画。

舞台は1942年(昭和17年)、
ジャワ島レバクセンバタの日本軍捕虜収容所。

朝鮮人軍属のカネモト(ジョニー大倉)がオランダの、
男性兵デ・ヨンを犯す。日本語を話せる捕虜の、
英国陸軍中佐のジョン・ロレンス(トム・コンティ)は、
ともに事件処理にあたった軍曹ハラ(ビートたけし)と
奇妙な友情で結ばれる。

一方、ハラの上司で所長の陸軍大尉ヨノイ(坂本龍一)は、
「2.26事件」で”死に遅れた”ことを気に病んでいたが、
捕虜の陸軍少佐の、
ジャック・セリアズ(デヴィッド・ボウイ)の、
英雄的な高潔さと、怪しい美貌に惹かれて懊悩していた。

そんな中、命令に背いた捕虜長を処刑しようとした、
ヨノイは、突然歩み出たセリアズに腕をつかまれ、
頬に唇を当てられて、その場に崩れ落ちるのだった。

東洋と西洋の宗教観、道徳観、組織論が
違う中、各人に運命から届けられたクリスマスの
贈りものが待っていた。

ラストシーンが印象に残ります。

戦後、戦犯となり翌日に処刑となるハラの元に
ロレンスが訪れた時、坂本龍一のメロディーに乗って、
ハラが”メリークリスマス”と彼に見せた無邪気な笑顔。
この場面に、監督の美学が全部、描き出されていましたね。

英国アカデミー賞作曲賞受賞した曲は、
♪♪Merry Christmas Mr. Lawrence /
Ryuichi Sakamoto - From Ryuichi Sakamoto: ♪♪
https://youtu.be/z9tECKZ60zk


1983年(昭和58年)制作。



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星あかりさん、

yinanさん

おはようございます!

そうですか〜、それは本当にラッキーでしたね。
それに、2度も映画館で観たとは、良かったです。

後日、ビートたけしは言っていますね。
「坂本もオイラもこの映画に客観的に参加していた、
映画がこけちゃえばいいとさえ思っていた。
ほかの役者のように大島監督からエネルギーを、
吸い取られるようなことはなかった」と語ったようです。

二人とも、結果的に客観的に本作で演じていたのが、
良かったのでしょうか?

2024/03/30 10:22:05

幸運がりました

星あかりさん

こんにちは。
この映画、大昔ですが公開直前の試写会に応募したら、何と当選。
ペアでご招待だったので、友人誘って見に行きました。

音楽含め素晴らしい映画で、ホントにラッキーだったと思ってます。
公開後、2度目を見に行ったのは言うまでもありません。
(ちゃんとお金払って見たかったのです)

2024/03/29 11:54:58

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