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二人の会話をただ眺める夫の意味は?「パスト ライブス/再会」 

2024年04月24日 外部ブログ記事
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「パスト ライブス/再会」 2023年製作 アメリカ・韓国合作 原題:Past Lives セリーヌ・ソン監督のデビュー作「パスト ライブス/再会」は、恋に落ちた12歳の男女が24年超しで再びニューヨークで逢うというラブストーリー。韓国に住んでいる12歳の少女ノラと少年へソンは、お互いに惹かれ合っている。ところがノラは、海外移住となりニューヨークへ。その12年後に、へソンがFacebookで『ノラを探している』という情報を書きこんでいた事を、ノラが知る。へソンに連絡を取り、ビデオ通話が始まる。しかし、ニューヨークとソウルでそれぞれの人生を歩んでいた2人は、再びすれ違う。さらに12年が経ち、36歳となったノラは作家のアーサーと結婚していた。ヘソンはそのことを知りながらも、ノラに会うためにニューヨークを訪れ、2人は再会するのだが・・・・・・・。ソン監督も12歳の時に家族とソウルからカナダに移った。今は劇作家としてニューヨークの劇場を中心に活躍し、アメリカ人の夫と暮らしている。そんな自身の体験を元に脚本を執筆している。サイト・映画短評で、当映画に相馬学氏と斉藤博昭氏が星5個(100点)をつけている。「監督デビュー作にして、これほど洗練された作品を撮ったことに驚かされる。必見。」(相馬学)「極上のセリフとともに、それぞれの切なくも、やるせない感情が、ほとばしるように、かつ繊細に表現され、気を失いそうなほど陶酔し、胸をかきむしられた。」(斉藤 博昭)これだけ高評価の感想を読むと、つい期待してしまうが、ストリーに疑問を感じる部分が何ヵ所かあった。まず、ノラがヘソンに12年ぶりに会話した時に、ニューヨークに来るように促した。その時に、「行けない」と断っている。ここは、多少時期がずれたとしても、都合をつけて行くべきだったろう。それで12年後に、結婚したノラを尋ねると言う男の未練も困ったものだ。ラストのシーンでは、ノラと彼女の夫を交えて3人で逢う。3人で逢うというのは難しい。2人で会話がはずんでしまうと、残された1人は、自分がおまけのような気持になってしまう。映画では、ノラとへソンがお互いを見つめ合いながら韓国語で想い出を語り合う。その韓国語の会話の中に入れずに、二人のはずむ会話をただ眺めていたのがノラの夫・アーサー。ヘソンはノラが席を外した時に「僕たちだけで会話をしてしまって申し訳ない。これを最後とします」と旦那のアーサーに言う。『申し訳ないと思いながらも、旦那のわからない韓国語で二人だけで会話して盛り上がるのはまずいだろう・・・・・・』と思った。そして、ノラのほうも『アーサーにもうちょっと気を遣えば?』とも思った。ノラはヘソンに未練がありつつ、アーサーから乗り換えるほどの勇気もない。そして『最後は涙かい!』と、ツッコミを入れたくなった。ところが、映画を観た後でソン監督のインタビュー記事を読んでいて、この3人のシーンにおける想いが自分とまるで違うことを知る。「私の考えでは、アーサーがあの場所に座っているのは強さの表れですから……。私にとって、これほどセクシーなことはありません。その瞬間を二人だけのものにはさせない、と行動が起こせる男性ほど男らしいものはないのです」。彼女はそう言いながら自分を手で扇ぎ、興奮して火照ったという仕草をしてみせたとの事。アーサーにセクシーと感じる監督の感性は、ぼくには理解できないところだ。当映画はうちの奥さんと観た。奥さんの感想として、「ひろゆきの奥さんにノラが似ている」という。顔を比べてみたけど、似ているのは髪型だけのような気もしないでもない。また、映画の感想として「面白かった」と言うから、この映画は女性向けなのかもしれない。参照:『パスト ライブス/再会』セリーヌ・ソン監督が語る、“あのシーン”の解釈          パスト ライブス/再会 映画短評パストライブス/再会 セリーヌ・ソン セクシー     

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