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such is life
菫と漱石
2018年04月30日
テーマ:俳句
菫(すみれ)ほど小さき人に生まれたし 夏目漱石 漱石は愛読していたが、すべてを理解しているわけではないが、思い入れると、漱石の生涯が、この一句で匂ってくるように思う。 句は、現在の自分を否定...
夜がくる
2018年04月29日
テーマ:such is life
夜がくる。 身体が元気なころは、親密でしっとりとした、人をそそのかすような夜であった。 連休は、調子もいまひとつなので、雑踏に紛れ込むことなく、想像を楽しむことにする。 夜の早い時間には、何...
馬肉で熱を下げる
2018年04月28日
テーマ:such is life
「物心ついてから」という慣用句の「物心」が具体的に何をさすのかになると、わかるようでわからないようでもある。 いま、仮にそれを「記憶」としておくと、何となく説明できるような気がするので、 物心...
芭蕉は挑戦した
2018年04月27日
テーマ:俳句
古池や蛙飛び込む水の音 芭蕉 『芭蕉事典』を開いている。 多くの人に知られた一句だろう。 古池がある。そこに一匹の蛙が飛び込み、ぽちゃんと水の音をたてる。 ただそれだけのことだが、芭蕉はこ...
思案にくれたら
2018年04月26日
テーマ:such is life
思案、憂鬱、不安、妄想、怒り、孤立感などさまざまなものを抱いて天井を見ている。 何かで読んだ。 思案にくれたときは、あせらず、それを虫のカナブンのように頭のまわりを飛ぶままに飛ばせておけ。 た...