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パトラッシュが駆ける!

”かなえ”られるや 

2012年03月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

「朝起きて、庭が白くなっていたら、夜中に雪が降ったと思うのが普通です。
それでいいのです。そう言う目で、見て頂きたい」

ある裁判の論告求刑の後で、検察官が、裁判員席に向かって語りかけた言葉です。
一つの「喩え」です。
喩えは、物事を分かりやすくするために用いられます。
しかし反面、使い方を誤ると、かえってことの本質を見え難くしたり、
対立する相手に、反撃の糸口を与えたりもします。
上の喩えは、適切であり、私はこれを見事とさえ思いました。

「ダンプカーで雪を運んで来て、庭に撒いた」
「降雪器を運び込んで、庭に降らせた」
これらは、可能性として、なくはないですが、極めて難しい。
それでも敢えて行ったとすれば、それなりの理由がなければならず、
また痕跡も残るはず。
やはり、雪は自然に降ったと見るのが、自然でしょう。

コンロや練炭を買ったのは、調理をするためだったと被告は言います。
しかし、これは極めて難しい。
私は昔、練炭を使ったことがありますが、火力調節など、決して簡単ではなく、
後始末も含めて、その扱いは、非常に厄介でした。
他に簡便な熱源があれば、誰が敢えてこんなものを、調理に使うものですか。
正に、ダンプで雪を運び込んだと、強弁するようなものです。

今後、弁護側の最終弁論が行われ、結審するようです。
この比喩に対し、被告または弁護士が、どう切り返すか・・・
人命の失われた事件に対し、興味深いと言ったら、不謹慎かもしれませんが、
私はこの裁判の帰趨に注目しております。
市井の人々から成る、裁判員が関与するだけに、余計にです。

余談ながら、裁判員ってえのを、私もやって見たいのですが、今のところ、
何の便りも来ません。
前科がある?
はい、あります。
昔、交通違反をして、五千円の罰金を払ったことがあります。
これがいけなかったかしら・・・



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次は、金曜日かと

吾喰楽さん

スポットの投稿ですか?

今回の裁判、吾喰楽も注目しています。
もし、裁判員だったら、絶対に死刑を主張します。
でも、できれば、裁判員は、やりたくありません。
吾喰楽も前科があります。
数年前、スピード違反で、10万円近い罰金を払いました。
だから、お呼びは掛からないでしょう。(笑い)

2012/03/13 16:52:14

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