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「きたかる」　

2010年06月10日
テーマ：テーマ無し

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<div></div>
<div> </div>
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<div> </div>
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<div> </div>
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<div> </div>
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<div> </div>
<div><div align="center"><img src="http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/59/8e/yktsp534/folder/380493/img_380493_60829626_10?1276181456" alt="イメージ 11" class="popup_img_640_480" width="560" height="420"/></div>
<div> </div>
<div><div align="center"><img src="http://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/59/8e/yktsp534/folder/380493/img_380493_60829626_2?1276181456" alt="イメージ 3" class="popup_img_640_480" width="560" height="420"/></div>
<div> </div>
<div>もう先月のことになるが、理髪店アンザイへ行ったとき、「きたかる」という小冊子をいただいた。北軽の本が出来ましたから見てくださいと、渡された「きたかる」創刊号は、北軽井沢コンソーシアム協議会発行になっている。</div>
<div> </div>
<div>最初のページを見ると、「自然と住むまち」という大きなタイトルが目に入る。<br>
そして、ここを訪れた人たちの言葉が印象的に綴られている。<br>
「すごい！」<br>
目の前に広がる雄大な自然に夢中でカメラを構える私たちに、<br>
「この景色って、すごいのかぁ」と、驚いた顔できたかるの人は言った。<br>
きたかるの人たちにとってはそれが当たり前。<br>
でもその当たり前の景色の中ですごす日々は、どんなに穏やかなんだろう。<br>
ゆったりとした時間の感覚、「きたかる時間」を過ごす人たちと言葉を交わせば、おのずとその答えは見えてくる。<br>
もし皆さんが答えを知るために“きたかるに行ってみよう”<br>
そう思って一度来てみれば“ここで暮らしたい”そう思う理由が必ずあります。</div>
<div> </div>
<div>この冊子には「移住」「開拓」「酪農」「農業」「大学村」「音楽」「観光」「自然」がテーマになっていて、それぞれの人たちがそのことを語っている。<br>
「移住」では、都会から北軽井沢に移住してきた女性が、今までに会ったことのない人や自然と出会ったことを語っている。<br>
「開拓」では、戦後、引き揚げ者が全国各地の未開の土地に入植していったとき、北軽井沢へ入植してきた北軽井沢開拓者の５０年以上になる北軽井沢との関わりを語っている。酪農、農業、大学村、音楽、観光、自然、のテーマについても、子どもの頃からずっと北軽井沢で暮らす人、都会へ出て行ったがＵターンして北軽井沢へ帰ってきた人など、さまざまな環境の人たちが、熱く北軽井沢を語っている。</div>
<div> </div>
<div>この地へ移住してきて２年になる私も、直接会ったことはないが、間接的には知っている人ばかりである。ただ一つ残念なことは、こんなすばらしい冊子が、長野原町の北軽井沢として紹介されていることだ。</div>
<div> </div>
<div>北軽井沢（きたかるいざわ）は、浅間山北麓の一帯に位置する群馬県吾妻郡長野原町の大字である。余談になるが、神奈川県横浜市の西区にも北軽井沢という地名がある。<br>
北軽井沢の地名の由来を調べてみると、古くは、この辺りは地蔵川村という地名だった。その後、法政大学の関係者が開発した「法政大学村」の別荘オーナーが、軽井沢の北に位置するこの土地を便宜的に「北軽井沢」と呼んでいたことに由来するようだ。<br>
そしてその当時、草津温泉−新軽井沢間を結んでいた草軽電鉄の駅名も1927年に地蔵川駅から北軽井沢駅に改称された。その後、1960年4月に草軽電鉄が廃止された後も便宜的な地名として定着して呼称されていたが、長野原町の成立後は、同町大字地蔵川、または大字地蔵堂であった場所を、北軽井沢という字名に変更された。</div>
<div> </div>
<div>しかし、北軽井沢のシンボルである浅間山と鬼押し出しは両方とも嬬恋村にある。それ以外にも軽井沢おもちゃ王国、浅間ハイランドパークなどの施設や北軽井沢エリアの別荘の大半は嬬恋村にある。そういうことから、広義では北軽井沢という場所は、嬬恋村の一部を含む地域と考えている人が多い。<br>
嬬恋村は群馬県の最西端にあり、地図で見るとあたかもここだけが長野県に食い込んでいるように見える場所だ。そして実際にも村の境界は北、西、南を長野県と接している。</div>
<div> </div>
<div>長野県軽井沢町から国道１４６号線を北に進むと群馬県に入るが、そこは嬬恋村である。国道１４６号をそのまま進むと長野原町北軽井沢へ入るが、１４６号を進まずに鬼押しハイウエーの有料道路を進むと、そのまま浅間山の見える六里ヶ原を通り嬬恋村に進み、長野原町北軽井沢を通ることなく草津温泉や万座温泉に行くことになるのだ。</div>
<div> </div>
<div>いろいろな考え方もあるが、北軽井沢という素晴らしい名前を、小さな範囲ではなく広義に考え、自治体は違っていても協力しながら浅間山麓に広がる浅間高原一帯の進歩発展と、自然環境保護という大きな大問題に関わってもらいたいと考える。</div>
<div> </div>
<div>いずれにせよ、この度発刊された「きたかる」は、この地域を捉え北軽井沢を知っていただくためにも、有効で素晴らしい冊子である。引き続き発行していただきたいし、次号がとても楽しみだ。<br>
夕方、外に出てみるとお湿り程度のにわか雨が降ったようだ。明日は、週一の買い物日。お隣の軽井沢へ出かける。</div>
<div> </div>
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<div> </div></div></div></div></div></div></div></div></div></div>

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