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私家版・日豪の比較文化人類学 〜群れから抜け出した羊が見たもの〜

散歩したい道 

2012年04月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 昨日(2012年4月26日)は一日中天気が悪くて散歩にも出られず、
かと言ってテレビをつければ、小沢の無罪判決と政界への影響などばかりを
報じているに決まっていて胸糞が悪くなるので、スイッチは入れず、
終日家で悶々と過ごしました。

 小沢支持の方々には申し訳ありませんが、私は「政局」だけ機を見るに敏で
およそ民主的とは言えない、時代錯誤のやり口の小沢は大嫌いなのです。
政治資金規正法の限界は知っていますし、判決は尊重しなければなりませんが、
正直、有罪であって欲しかったと思います。


 変なマクラになってしまいましたが、今日は青空が広がり、
運動不足を解消し、小沢判決の憂鬱な気分を晴らそうと早足の散歩をして来ました。
オーストラリアでは何とかジョギングをしていますが、日本は仮の住まいで
ジョギング・シューズやトレーニング・パンツを用意していないので「散歩」なのです。

  路傍や花壇にはチューリップや芝桜、アジュガなど
春の花が咲き、木々の若葉は萌黄色。
風に揺れてベスト・シーズンを告げているようです。
今は10月頃と並んで一年で一番良い気候なので
しょうね。
陽の光も紫外線の強いオーストラリアに比べて
随分柔らかな気がします。
 散歩の楽しさはこうした自然に気持ちが和むことと
街並みや個々の家、庭の作りなどを外から拝見して
住む人々の生活ぶりを想像させてもらうことです。



 私たちが滞在している愛知県の日進市はもともと農村ですが
名古屋に隣接するベッドタウンにもなっていて、お洒落な住宅地が広がっています。
そんな訳で、公園や用水路脇の歩道などは緑も多く
散歩にはもってこいの景観なのです。
公園では犬と散歩する人たちが集まって来る場所があって、
「ワンコ会議」が開かれているようで、そんな光景を覗くのも楽しいものです。

 ただ、住宅地に入ると美しさという点ではずいぶん貧相な気がします。
土地が狭いという決定的な悪条件ですから贅沢は言えませんが、
道路からほんの数メートルで玄関になり、息がつまりそうなのに加えて
干している洗濯物や布団が丸見えのお宅が多いのが残念です。

 さらに、家から道路までの間に芝生帯がほとんどないので、解放感がありません。
また、空き地はもとより歩道でも植え込みや街路樹の根元には雑草が
うるさいほど生育していて、これも見苦しいものです。



 街の美観は長い歴史と人々の感覚によって作り出されるものです。
これだけは諸外先進国にはかないません。
良い点を見習って今後の街づくりに採り入れて行って欲しいと思います。
また、私たちも自分の住む場所の景観、アメニティを見直し、
身の周りから心地良い美しさを作って行きたいものです。

 ややこじつけがきついのですが、せっかくのマクラですから、
醜い政治家には早々に退場してもらって・・・。



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