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人生再スタート記念日−4 

2012年06月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

2008年6月13日金曜日。これまで過ごしてきた65年間の人生をリセット、新しい人生を切りひらく手段に「移住」を選択し、 群馬県吾妻郡嬬恋村 の住人となった記念すべき日である。
「緑いっぱいの自然の中で心静かに暮らしたい」という妻に帯同するという形で始まった移住生活はいつの間にか3年となり、明日から4年目に入る。
 
3年前の6月、まず思い出すのがこの緑。まぶしいほどの緑が一抹の不安を和らげてくれた。
そして小鳥たちのさえずりに心癒され、聞いたことのないエゾハルゼミの鳴き声を蛙と蝉の大合唱と思ったこと、高い木の上から聞こえてくるキツツキのドラミングがそれと分かるまで随分と時間がかかったこと、最初の秋にハナイグチというキノコを教えてもらい美味しく食べたことなどが次々と思い出される。
 
そして氷点下20℃になると言われていた冬を迎え、緊張して過ごしたが、その冬の景色に心を打たれ、どっさりと降り積もった雪景色に興奮した。
そして春、雪解けの中から顔を出した蕗の薹との出会いは衝撃であった。食べきれないほどの蕗の薹を採集したときの胸の鼓動がまだ聞こえてくるようだ。ブログの効果もあって様々な出会いもあった。今では同年配の友人がたくさんでき、弟や妹のような存在、息子や娘と同年配の友人もできた。
 
初めて経験したスキーレンタルショップでのアルバイトをきっかけに、農業の仕事や野菜直売店の仕事も経験し、今では「北軽井沢スウィートグラス」というキャンプ場でアルバイトをするという展開になっているが、先月経験した風邪から肺炎になり20日間も病気状態が続いたことはまさに晴天の霹靂であった。
 
人生は素晴らしく、そして楽しい。それは「決める」ことで始まったと考えている。人生一寸先は闇とはよくいったもので何が起こるか分からないが、これから先をどうするかと言うときに「決める」ことができなければ前に進むことはできない。「移住」を決めたときから私たちの
新しい人生は動き始め、今日に至っている。そして、これから先何が起こるかまったく分からないが、この素晴らしい人生をゆっくりと心ゆくまで楽しんでいきたい。
「人生とは何ぞや」その答えは人の数ほどあるに違いないのだ。
 
ここまでは昨年の6月13日に書いたものだが、一年経った今日の気持ちも、ほぼ同じである。
しかし、この時、人生をリセットすると書いたが、機器の動作状態を初期状態に戻すリセットは、人の人生には出来ないと最近感じている。過去の重荷を負って生きることは、人間にとって、ごく普通な自然な状態であり、過去とは、清算が利くような生やさしいものではない。
それでも尚、気持ちは常に前向きに、心はいつもゆったりと、チョッピリ年齢を考えながら、これからの人生を大いに楽しみたい。
6月13日は、ここに来て、いつも気分を新たにする日になっている。
そして、移住生活も今日から5年目に入った。
 
 

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