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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

キャンプ場にできた小川 

2012年06月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 

 

 

 

 

川は、絶えず水が流れる細長い地形である。雨として落ちたり地下から湧いたりして地表に存在する水は、重力によってより低い場所へとたどって下っていく。それがつながって細い線状になったものが川である。私が長い間生活していた広島には7つの川があり、瀬戸内海へと注いでいた。昭和20年代であった幼い頃は、よく川で泳いでいたが、現在では泳げるような川がどれほど残っているか分からない。人間にとって水はかけがいのない存在であるが、現在の子どもたちはその川の水に直接触れるという機会は少なくなった。
 
キャンプ場では、「小川作りプロジェクト」が進んでいたが、オーナーが以前から作りたかったという「川」が、やっと完成した。私たちの休憩所のある建物の裏側に掘り抜きの井戸があり、それを貯蔵するタンクがある。そのそばに川の水源地が作られ、多目的広場の外側をぐるりと巡るように流れる川は、川といっても、ほんの小さなせせらぎである。水源地は小さな池ほどの大きさで、この地域独特の浅間石が使われている。水源地のほぼ中央にある石の底あたりに、貯水槽からパイプが引かれている。出口から石で階段状に何段かの段差がつけられているため、流れる水の音が聞こえるという仕組みが心憎い。細い川は途中で少し広い溜まりがあったりして変化がつけてあり、多目的広場の入口は、車が入れるほどの丸太橋が造られた。そして、その先は、伐採したばかりのカラマツの丸太が使われ木の杭で止められている。川はツリーハウス近くにある貯め枡にたどり着き、そこからは地中を通っているパイプに流れ込み地蔵川に注ぐ。地蔵川の両岸には、以前から散策道路があり、上流へ進むとあのジェロニモの滝にたどり着く。大人でもちょっとしたロマンを感じる構想ではないか。
 
今朝は、さっそく小鳥たちが水浴びにやってきたという。小さなこのせせらぎは、訪れる子供たちがだれでも手で触れることができるが、自然の中で「水」に触れることにより、子どもたちは、水道の蛇口をひねって出てくる水とは、ひとあじ違った水との出会いを経験するだろう。
今年は、キッチンスタジアムも完成した。イベントを担当する若いスタッフの顔色が違う。
ルオム(自然に従う生き方)的生き方を提案しながら、それを目で見て手で触れるチャンスを演出するスウィートグラスは、訪れるキャンパーにとって最高の場所になるに違いない。
多目的広場に隣接する畑では、いつの間にかレタスの収穫が始まっている。
私たちは、夏休みのトップシーズンにそなえて、トイレや施設の大掃除に励んでいる。
 
 

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