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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

アパッチの橋 

2012年10月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 
県道235号線を北軽井沢方面から600mほど進むと信号機のない交差点がある。交差点を左折するとスウィートグラス通りで、この通りはうっそうと茂る大木が並び、夏にはさながら緑のトンネルを通り抜けるようで心癒される道だ。
多くの木々たちに囲まれたキャビンやコテージを通り抜け、左右にテントサイトを囲むように茂る木々に出迎えを受けながら奥へ進むと多目的広場の向こうにオシギッパの森が見えてくる。
 
オシギッパの森最南端にはジェロニモの滝があり、滝を滑り落ちてくる水が地蔵川となって北に流れている。地蔵川の両岸は遊歩道になっていて、何カ所か小さな橋が架けられているが、最も北に位置する場所にこのたび少し大きめな木造の欄干を備えた木造橋が建設された。キャンプ場側からは、ガスバーナーであぶって焦がした丸太を材料にした階段があり、トコトコと階段を下りながら勢いよく流れる地蔵川の水音に耳を澄ます。
 
日本一と言われている北軽井沢スウィートグラスでは、宿泊施設やイベントなどに物語性が秘められている。例えば「ハンターテントキャビン」の場合、ハンターが雉子や兎を仕留め丸焼きにして酒を酌み交わして楽しむという場所が、食事の場所に設定してある。二面が解放されているテントの中央には鉄製のタイヤホイールがあり、そこで焚き火をして獲物を丸焼きにする道具が調えてあるのだ。そしてその周りには大きな木の切り株が椅子として配置されている。宿泊施設のテントはすぐその脇にあり、森の中でさながらハンターの気分にひたれるというわけだ。
 
静かな森の中で地蔵川に架かる橋の中央付近から川上を眺めると、いつの間にか少年時代にタイムスリップして、川上にあるジェロニモの滝を思い浮かべると、この橋は「アパッチの橋」と橋の名前が閃いた。橋を渡り階段を駆け上がると広い広い草原が現れる。その草原の向こうの森に、きっとアパッチが潜んでいるに違いない。少年の夢は次々に広がっていく。
北軽井沢スウィートグラスは常にそんな夢を見る場所なのである。
 
 

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