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赤色の魅力 

2012年10月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 

 

 

 
赤と言えば赤ヘルの広島カープを連想するという、その想像力というか情緒のなさは発言する度にひんしゅくをかっているが、今なら「赤」は文句なくあの五味子の色を思い浮かべる。
2008年の6月、この地に永住を始めた頃、妻はすぐにまだうす緑色の小さな葡萄のような房を発見し、花瓶に生けていた。秋になるとこの実は真っ赤に変化し、緑の中でひときわ目立つようになり、気になる存在だった。思い出しては今でも笑い話になっているが、いつまでたっても鳥も食べないのだからきっと毒でもあるのではないかと話したものだ。後にそれがチョウセン五味子という名の実であることを知り、しかも焼酎に漬けて酒にすると旨いということが分かった。
今ではすっかり五味子の虜になっているが、今年はその五味子が大豊作で、あっという間に採集できる。
 
五味子は日本薬局方に収録された生薬で、鎮咳去痰作用、強壮作用などがあり、五味子の名は、甘味、酸味、辛み、苦味、塩味を持つことから名付けられ、植物そのものの名前となった。
 
写真で4本の瓶が写っているものは、お隣のTさんのもの。昨年は採集しそこねていたのでその反動というか、近くでたくさん採れたので作ったと話していたが、その後もまた作ったとその笑顔がとても楽しそうであった。
 
葡萄のような房の実を1個1個丁寧に外し、ゴミや虫などを洗い落とす。秋の日がまったりとしている庭先での作業は森林浴を楽しみながら口笛さえ飛び出すほどの楽しい一時である。来年のこの頃、2012年製の五味子を味わうことになるが、1kgに対して一升の焼酎で作るものを、今年は1.6kg使用した。より濃い五味子酒が出来るかも知れない。ガラスの器で赤く輝く五味子は何とも言えぬ美しさであり、情緒のない男が飲んでいても、それはしっかりと様になっている、と思っているが・・・。とにもかくにも五味子は「赤色」の魅力なのである。
 
 

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