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空間コーディネーター 

2012年10月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 

 

 

 

 


午前7時、気温は1℃。いよいよ氷点下の文字が頭に浮かんでくるが、快晴の天気が気持ちよく、変化する自然の色は心をウキウキさせてくれる。キャンプ場では、昨日から「Feel EARTH2012」
が始まった。Feel EARTH は、地球を感じ、地球で遊び、地球に感謝する、ことを意味し、アウトドアに身をゆだね、地球を感じる、ことをそのテーマに掲げている。
 
私は二度目の体験であるが、今年はキャンプ場と地蔵川を隔てて隣接する広大な牧草地がその会場となった。今月に入り、私たちはその準備に多くの時間を費やしたが、その設営の陣頭指揮をとった人物がいる。昨年のカントリーフェスタで始めて出会った空間コーディネーター小林響氏が、この広大な大地をまるで自分の手の中にあるキャンパスに絵を描くように、次々に作り上げていくゲートや飾り付けは、あっと驚くものばかりであった。私たちは、彼の指示に従い右に左に動き回り様々なものを作り上げていくのだが、出来上がったものはどれも創造を超えるもので、製作に参加した一人に違いない自分なのに、まるで自分が作ったかのような錯覚に陥り、心ウキウキの気分を味わった。
 
近年、住宅の建築技術や資材の発展に伴い、室内装飾すなわちインテリアの変化は目をみはるものがあるが、建物の外部いわゆるエクステリアと呼ばれる部分も一昔と違って、家の外部もインテリアの一部分である、という考えで家屋と一体となったエクステリアを考えるようになっている。インテリアコーディネーター、エクステリアコーディネーターという職業が新しく生まれているが、イベントの空間を設計し作り上げていく空間コーディネーターという役割を目の当たりにするのは初めての経験である。会場を創る部分的な設計図はあるけれど、大きな配置やその会場の雰囲気を醸し出すアイディアは、その場でのぶっつけ本番に違いない。
 
私が最も驚いたのは、キャンプ場から、あのアパッチの橋(まだ橋の名前は決まっていない)を渡る地蔵川周辺の森の中の装飾だった。写真がなければ言葉で説明しても何の事やら分からないような物体が森の木からぶら下がっている。私は、作業をしながらいろいろな質問を彼に投げかけてみた。キラキラ光る巨大な風船のお化けのような物体は、何を意味するのかという言う質問に、彼は、何だと思います?とにこやかに微笑んだ。そして、しばらくして「森の精かな?」と言った。たくさんの森の精が浮かぶ地蔵川の周りにはキャンドルライトがアットランダムに取り付けられ、発電機に接続されたサーチライトも点灯するようになっている。これは、何が何でもライトアップの場面を見なくては、と心が騒ぐ。
 
この草原は、どれほどの面積があるのだろう。Feel EARTH 2日目の今日、私は会場の最南端まで歩いてみた。会場の南側はテントサイトになっていて、数々の色とりどりのテントが張られ、明日までの居住地としていつの間にかテント村と化していた。そのテント村のはるか向こうに会場が見える。何一つ構築物のない広大な牧草地に創られた会場とテント村は、「これは夢か?」と思えるような変化だった。フィールアースについては、一度には語り尽くすことが出来ない。
つづく。
 
 

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