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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

メンデルスゾーンと父の思い出 

2012年12月18日 外部ブログ記事
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私の風邪は、ついに妻に伝染したようだが女性は辛抱強い。というか頑固である。決して医者へかかろうとしない。それどころか何を血迷ったのか軽井沢ショッピングプラザへ連れて行けと言うではないか。そして何やら気に入ったモノを手に入れるとご機嫌である。見ていると、なるほど医者にかかるより何よりそれは良い薬になったようだ。
 
将棋界の顔として長年にわたり活躍した、米長邦雄永世棋聖が69歳で亡くなった。奇しくも私と同じ年齢である。ご冥福を祈りたい。
 
2日ほど寒気が遠のいていたが今夜からまた一段と冷え込むという。暖炉奉行は、何気なく聞いていたCDのメロディーに懐かしさを感じ、ひたすら思い出していたが、それは父がご機嫌なときに口ずさんでいたメロディーだった。曲目を確認すると、メンデルスゾーン、ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64の第一楽章である。思えば戦後まもなく原爆投下で焼け野原となった広島で、日本の竹を蒸気で板状にし、それを材料としてヴァイオリンを製造する富士ヴァイオリンという会社を興した父だった。父が、有名なヴァイオリニストが会社を訪れたときの新聞の記事を大切にしていたことを思い出す。あのころレコードを聞いていた父の姿は記憶にないので、どうしてこのメロディーを記憶していたのかは定かでないが、この曲の始めに流れるメロディーと哀愁に満ちたヴァイオリンの響きは長く心に残り、何時までも耳元を離れない。父とクラシック音楽の話しなどした記憶はないが、当時、父にとっても、「音楽は喜びの友、悲しみの薬」であったに違いない。
 
 

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