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パトラッシュが駆ける!

二人の私が 

2010年04月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


「まあ、世の中には、早婚ということもありますから」

「妻が21歳?」
「歳だけ見れば、似合いの夫婦と言えなくもないし」

「働きに出る妻を、送って行ったって?、夕方に?」
「女が稼ぐには、手っ取り早い仕事もあるのです」

「そんでもって、亭主は無職?」
「今は、就職難の時代ですから」

「無職なのに、車を乗り回して?」
「稼いだ時に、買ったものでしょう。それに今は、車なしでは動けない時代です」

「車内に、幼児を置きっ放しにして?」
「眠っていたからでしょう」

「エンジンをかけっ放しにして?」
「寒いところですから、暖房を切るわけにもいかないでしょう」

「車内にはゴミが散乱?」
「なかなか、掃除もしていられませんよね。あなたの書斎だって、そうでしょう」

「うるさい。私のはゴミではない。必要な資料なのだ」
「そうは、見えませんがね」

「使い捨てライターがあった?」
「喫煙者なら、誰でも持ってますよ。たまたま置き忘れたんでしょ、車内に」

「寝てる子が、どうしてライターをいじるの?」
「寝ぼけてたんでしょ、きっと」

 * * *

北海道で、幼児四人が焼死する、痛ましい事故がありました。
そのニュースを見ながら、いきり立つAを、まあまあと慰留しているのがBです。

人間には、二面性があります。
と言うより、これがないといけません。
主観的にものを見る、私Aと、客観的であろうと努める、私Bです。
「情」のA、「理」のBとも言えます。
両者のバランスが大事なのですが、
私の場合、往々にして、Aが勝ってしまうので、困っています。

 * * *

「不注意にもほどがある」
「不運が重なる時は、こんなものです」

「親の行動が、不可解だ」
「法律に反することがあれば、それは、警察が厳正に捜査するでしょう」

「よく冷静で居られるな、幼い子供が四人も死んだというのに」
「では、どうすればよいので?」

「もういい。酒でも飲んで、寝るわい」
「賛成です」

何時も、こうなってしまうのです。
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