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瀬戸大橋開通25年 

2013年11月24日 外部ブログ記事
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 児島市民交流センター横にある橋の公園の紅葉が美しい。私にとって旅をせずに紅葉を
見ることが出来る場所の一つだ。児島には何か所かの紅葉が美しい場所がある。その一つは
武左衛門通り、ファッションセンター周辺、そして味野公園周辺である。いずれも美しいが
モミジの紅葉がきれいなのは橋の公園であろうか。

 この公園、実は25年前、瀬戸大橋が開通した時、それを記念して作られた。作られた
当時は瀬戸大橋架橋記念館(今の児島市民交流センター)と橋の公園の間には道路があって
両施設は隔てられていた。何故、このような構造にしたのか定かではない。そして今は
道路部分がセンター側のプロムナードになっていて、公園とセンターは一体になっている。
子供たちの良い遊び場でもある。

 この公園の中には全国から選ばれた代表的な橋の模型が作られている。模型と言っても
けっして玩具のようなものではない。きちんとした橋の構造をしている。一度、見学に来て
じっくりと見て欲しい。なるほど橋の構造はこのようになっているのかと納得していただける。

 さて、紅葉に話を戻そう。紅葉の季節は長くない。もう散り始めたところも少なくない。
武左衛門通りの紅葉はイルミネーションの飾りつけもあって、早くから剪定され紅葉を
楽しむ時間は少なかった。ファッションセンター周辺は早や散り始めている。こうして冬が
訪れる日も早い。

 瀬戸大橋が開通してもう25年が過ぎようとしている。世界一美しいとも言われている
瀬戸内海の眺望を楽しみながら約10数キロ余りの道のりである。その間、様々な形態を
した橋が続く。その美しさは見たものでなければ味わえない。

 そもそも瀬戸大橋の架橋部分はもともと多島美の場所の一角であって、それが認められて
国立公園に選ばれたところである。選定当初は地区の人しか知らない穴場であった。それを
地元の人が自分たちだけのものとしておくにはもったいないとして国立公園第一号に選んで
くれるように大運動を展開した。

 その功があって見事、国立公園第一号となったのだ。多くの観光客は鷲羽山のレストハウス
のところからUターンしてしまう。それでは瀬戸内海の美しさを感じたことにはならない。
ここから海を眺めながら遊歩道を歩き、美しい展望を楽しみつつ鷲羽山山頂を目指して欲しい。

 その山頂からの眺めはおおよそ360度、多島美の景観から穏やかな児島湾の景観、遠くは
渋川海岸に至るまでの大パノラマを楽しむことが出来る。最近、やたら児島地区やその周辺、
そして瀬戸内海を紹介する番組が多いが、この景観を紹介する時間が少ないのは私としては
やや不満の残るところである。

 丁度、NHKの大河ドラマ「八重の桜」に出てくる徳富蘇峰もこの地を訪れ、その美しさを
絶賛している。農地が少なく耕して天に至ると言われた時代の瀬戸内海沿岸の山々はほぼ裸山
に近かった。それだけに眺望は抜群であった。海の方に目を向ければどこに立っていても景観
を楽しむことが出来た。むろん鷲羽山も例外ではなかった。この山も何度も裸の山だったこと
がある。何となく自然保護とは裏腹な感じもするが、鷲羽山に密生するほどの木々は必要では
ない。

 さて山頂からの眺めは日本全国例を見ない景観である。その景観の中に島々を縫うように
瀬戸大橋が走る。児島側から下津井瀬戸大橋、これはつり橋である。鷲羽山のふもとにある
田ノ浦から見ると、その巨大さや優美さが良く分かる。そして櫃石島から始まる斜張橋、
これは鶴が羽を広げたように見えることもあって鉄の橋でありながら何となく優美さを感じる。
岩黒島、与島を抜けてトラス橋に至る。そして再びつり橋となる。北備讃瀬戸大橋と南備讃
瀬戸大橋である。そしてこれらの橋を渡りきると四国の坂出市に至る。

 瀬戸大橋は道路と鉄道の併用橋である。そのため鷲羽山の山腹には4つ目トンネルが掘られて
いる。上側二つが道路、下側二つが鉄道である。それだけでも珍しいことであるが、四国と本州
とが50万ボルトと言う高圧ケーブルで結ばれている。電気も瀬戸内海を渡って四国と本州を
行き来しているのだ。そして将来は新幹線を走らせることが出来るような準備も整えられている。
本州から四国の高知や愛媛県まで新幹線が開通する日が来ることを願っている。

 実は鷲羽山の山頂だけでなく、とっておきの場所がある。それが、この4つ目トンネルの
真上から見る下津井瀬戸大橋の景観である。丁度、橋を見下ろすような位置にあり、この景観を
見逃す手はない。鷲羽山の景観を楽しむためには地元ガイドにお願いするのが一番だ。
とっておきのビューポイントへ案内してくれる。ガイドを依頼するには児島観光ガイド協会に
依頼すると良い。

 児島地区は元々大きな島の一角であった。瀬戸大橋だけでなく様々に観光地や観光場所が
少なくない。これらは現地ガイドでなくては、とても計画は立てられない。瑜伽山蓮台寺
王子が岳、熊野神社、ジーンズストリート、ジーンズビレッジなどである。

 そうそう忘れてならないのはお勧めの食べ物である。タコ塩焼きそばを初めとしてA級
グルメとも言うべき海の幸をメインとした各種の料理である。宿泊して良し、昼食にする
のも良い。ぜひとも瀬戸内の料理を楽しんでほしい。ご相談は「児島観光ガイド協会」へ
どうぞ。

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