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愛車救出作戦 

2014年02月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

























大雪のためキャンプ場は臨時休業となった。これは愛車救出作戦のチャンスを与えられたに違いない。まずは道路の雪をやっつけなければ車を覆っている雪のやり場がない。道路は昨日の朝除雪車が通過した後にたんまりと雪が降り膝が埋まるほどの積雪がある。昨日と同じ作業は根気よく続く。家から見て向かい側の森の前は雪の壁が高くできている。その上に雪を放り投げる作業は、左腕にわずかながら筋肉痛が出始める。「お昼ですよ〜」と妻が呼ぶ頃にタイミングよく車庫の前は雪かきが終わり、広々としたスペースができた。
 
午後からはいよいよ埋もれた愛車を掘り出す作業となったが、妻も手伝うという。私が車の雪を道路に放り投げると妻がミニダンプスコップで隅にスライドしていく。周りに雪がなくなると車の上の雪の高さがまるで3階建てのように高く見え、その形はあのスフインクスのようだ。徐々に車の姿が現れると妻は「エンジンかかるかしら?」と不安な様子だ。
そしてフロントガラスががりがりに凍っているのも不安に拍車をかけたようだ。しかし、エンジンは一発でかかりその不安もすっかり吹っ飛んだ様子。
屋根の雪だけを残し、後輪がすべて姿を現したタイミングで、車を前に移動すると、屋根の雪は見事に後ろに落下し、雪のないすっきりとした車の形が現れた。
 
前橋でも73センチを記録しここ120年前から記録がないというほどの大雪は、各地で様々な被害を出し、犠牲者も出ている。思いがけない大雪に遭遇した私たちは、汗をかきながら「またとないいい経験をしたね」と顔を見合わせ、協力しながら車を掘り出した成果に満足したのだった。そして暗くなった午後7時前、タイミングよく除雪車がやってきた。プリンスランドにある2台の除雪車は夜を徹して作業にあたっているという。積雪の高さが半端ではないのでその作業もはかどらないことだろう。我が家の前を何度も往復しながらきれいに雪はなくなった。あれだけの雪の量があっという間である。恐るべき機械の力を目の当たりにしたが、一日中スコップで戦った人間の人力も決して捨てたものではないのである。かくして冷凍保存されていた愛車は無事解凍された。そして明日はまた、キャンプ場での雪掻きが待っている。静かな夜、赤々と燃える炎が美しい。
 
 
 

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