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私家版・日豪の比較文化人類学 〜群れから抜け出した羊が見たもの〜

幼児の奇声 

2014年06月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 このところ幼児の奇声がとても気になり、苦痛です。
「キ―――ッ」とか、「キャ――ッ」という大音量の金切り声です。
それは楽しい時の嬌声とは異なり、金属的な騒音で、
予期しない場面で突然発せられるので
私など心臓が止まってしまうようなショックを受けます。
 
 先日、アジサイと花菖蒲を見に車で40分ほどの三重県桑名市にある
なばなの里に出かけた時のことです。
ランチに入った落ち着いた雰囲気のイタリアン・レストランで
食事をしていると、賑やかな家族連れが入って来ました。
 
 そうこうしているうちに、その中の幼児が突然「キ―――ッ」と
至近距離で奇声を発しました。
その家族連れは私の背後に席を取っていたので、
私は何が起こったのか分からないまま、フォークに巻いたパスタを
落としそうになるほど縮み上がってしまいました。
 
 また、私たちが最近引っ越してきた名古屋の新しいアパートは
入居者に若い人も多く、私たちもその元気をもらって嬉しいのですが、
それなりに幼児も数多くいます。
しかし、北欧風のおしゃれなラウンジや白樺を中心に植栽した中庭から
聞こえる奇声は本当に場違いで憂鬱になってしまいます。
この原稿を執筆中も外から奇声が聞こえて来ます。
 
 この奇声。私たちが子供の頃はあまりなかったような気がしますし、
我が家の子供たちもそのようなことはありませんでした。
また、オーストラリアに移住中も経験した記憶がありません。
いったい幼児はなぜ、どのような場合にこのような奇声を発するのか、
不思議でなりません。
 
 私の限られた乏しい経験と観察ですが、
それは喜怒哀楽とか、何かに不満があるという具体的な感情や
精神状態に起因しているのではないような気がします。
奇声を発した子を見てみると、何事もなかったような様子で
遊んでいたりするからです。
また、兄弟の内一人が奇声を発しても、他の子はそうでもない場合が
あるのと、一人でいる時ではなく、友だちや保護者がいる場合だけ
奇声を発するようです。
 
 素人が安易に想像してはミスリードしかねませんが、
乳児は欲求不満、幼児は自己顕示欲が大きな原因ではないだろうかと
考えます。しかし、何の学術的裏付けもありません。
子供たちにとってはストレスの多い時代背景なのかも知れません。
どなたか詳しい方、ご教授いただければ嬉しいです。
 
 ともあれ、奇声を発する幼児に罪はありませんが
その保護者が「子供はこんなもの。それを問題にする方がおかしい」と
開き直るのなら、それは傲慢無礼。
注意すれば、叱れば止めるほど簡単なことでないことは
承知していますが、
第三者に迷惑と苦痛を押しつけるのは許されません。
止めさせる、あるいは迷惑をかけない出来る限りの努力をしてほしいと
切に願うのです。

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