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粛霜日記(1)... 

2014年08月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し





ネタもないので,珈琲つながりを... 
珈琲のモカがここのところ高騰しているらしいですね.
2009年の残留農薬問題から尾を引き,さらに生産地での天候不順によるサビ病などの蔓延による不作(供給減少),ブラジル・インド・中国などの新興国での消費量増加や投機目的での買い占めなどがその原因だという.コーヒーの栽培はコーヒーベルトと呼ばれる限られた地域でしか生産できないのがベースにあるが.

なお,コーヒーと一般に知られているものは,アカネ科コーヒーノキ属Coffeaに属する66種のうちの,Eucoffea亜属24種の中の主としてC.arabica (よくアラビカ種とよばれています), C.caephora  var. robusta, C.liberca を指すのです.この3種(正しくは2種,1亜種)からさまざまな栽培品種を作り上げてきているわけです.

モカは小生,大好き.
もしかするとモカは,このような事情でほんとうに飲めなくなるかもしれないなんても言われてる.
















ところで,小生の指しているモカとは,普通にモカをドリップして煎れたコーヒーのことなんだけど,モカに対する認識は人によってだいぶ違うらしい:
ある人は,エスプレッソコーヒーにチョコレートやカカオをかけた飲み物だと認識しているし,エスプレッソにチョコレートシロップをかけ,その上にスチームミルクを乗せた飲み物だと言い張る人もいる.これはスタバなどのアメリカ,カナダの大手カフェチェーンが売り上げを伸ばすために新たに考案した商品に与えられたモカという商品名をもって,これがモカだと認識してしまっている例だ.オリジナルのモカの意味が分かっていないということですね.

認識とは面白いものです.

あっ,9月になりましたので,嫌暑日記から「粛霜日記」に変えました.

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