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Jii−Jiiの日記

「TPP」とは??? 

2010年11月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

昨日の国会中継・予算委員会で、菅総理が所信表明でTPPに参加し、韓国に先んじられた自由貿易に、少しでも追いつき、それと同時に農業改革をなし、農業の再生に努力すると表明している。TPPとは環太平洋戦略的経済連携協定の意で、広域の国家間で自由貿易を目指し、当初はブルネイ・チリ・ニュージランド・シンガポールの4ヶ国間で結ばれた協定です。その自由貿易は除外品目を認めず、全ての関税を撤廃し、労働力・投資・サービス等の規制をはずし、ペルー・ベトナム・マレーシャ・さらにオーストラリア・米国が加わって9ヶ国間と協定国の範囲が拡大されました。全ての関税を撤廃しますから、自動車工業界や電器工業界の発展には寄与しますが、一方高い関税障壁で保護されているわが国農業は、参加する事により壊滅的な被害を受けるといって絶対反対の立場に立っている。農業のGDPは約8兆円(1.5%)・農業人口約260万人(65歳の人口61%)・第二種兼業農家58.6%の規模産業だから、TPPに参加するまでに、先ず再生できる環境を整える事が先決であり、菅総理は、最初「平成の開国」、TPPは「黒舟」とまで言い、絶対にTPPに乗り遅れてはいけないといっていましたが、本日の予算委員会で「参加の為の情報の収集に努力する。」位にトーンダウンしています。FTA(自由貿易協定)、EPA(経済連携協定)により2国間で暫時契約締結を図ることを主張するグループもいますが、TPP(環太平洋戦略的経済提携協定)の参加は、韓国からの遅れを取り戻すことが出来る唯一の機会でもあり、現9ヶ国の全部の同意が必須である事と、ルール創りの前に参加しなければ全く意味がないという事で、菅総理は熟慮せず、唐突に「旗」を掲げた嫌いはあります。ボクの意見は、海に囲まれた国で、陸続きの国と違って、モノ・ヒト・カネの動きは、吟味されながら受け入れてこられましたが、現在世界は全く様変わりしていて、全てが同時進行して、判断にスピード感が必要となってきています。TPPに参加が得策と判断したならば、本気で9ヶ国と向かい合って交渉すべきと思います。今の農業界のつぎはぎだらけの保護政策を撤廃して、輸出産業としての「農業」特に土地を集約して大規模農業・会社組織の農業を考える時期が来ているのかもしれません。(それにしても韓国に負けますネ。残念)...

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