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迷える羊のメモ帳

メモ帳56ページ目 車中での出来事   

2010年11月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し




通勤、通学の時間帯の車両に、子供二人をつれた親子が乗っていた。
電車が動き出した途端、ベビーカーの男の子が手足をばたつかせて
むずかり出した。寝むたくてたまらないが、ベビーカーに縛り付け
られた格好では寝心地が悪いらしく「抱っこして〜 抱っこして〜」
と甲高い声で泣き喚いている。

車中の人も、少子化問題が取りざたされる様になってからは、子供を
育てる親には、それなりの寛大さを持っているのか、特別な不快感を
表していないように見えた。
しかし、二駅過ぎても状況が変わらないとなると、親の顔が見てみた
くもなるのが当然である。堪りかねた臨席の中年の婦人が、あやしに
かかるが、彼の望みは母親とのスキンシップなのだから、泣き止むは
ずがない、にも係わらず、母親は何食わぬ顔で手を差し出す様子もな
い「これが私の育児方針」ですからと言わんばかりの態度である。

今日一日の始まりをどう乗り切ろうかと思案しながら車中の人になっ
たが、思いもしないアクシデントに出くわしてしまった感じだった。
次の駅で下車した私は、彼と母親のバトルがどこまで続いたかは解か
らないが、膝の上ですやすや寝むる我が息子のいとおしさを思うなら
育児方針の片隅にTPOをわきまえてその場の空気を読むの一言を加
えて欲しいものだと思った。

涙と鼻でぐしゃぐしゃになりながら「抱っこして〜」と訴える姿と泣き声が
暫く耳から離れないまま仕事にかかる、なんとも後味の悪い一日の始ま
りだった。

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