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たかが一人、されど一人

通常国会開幕 

2015年01月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

昨日初めて聞いたが1月は逝き、2月は逃げ、3月は去ると知れと言うことがあるらしい。月に一度散髪することにしているので床屋さんに行くと、梅花の綺麗な写真が飾ってあって、同じ年の親爺さんが似たようなことを言っていた。1月早々からパッとしない年である。寝ぼけたように国会が始まったが、総理の所信表明演説すら省略されている。これも珍しいことのようだが、今日の代表質問の頭30分だけ視聴してみた。質問者は民主党前原議員、15分間の質問に対して総理の回答が15分。イスラム国の人質事件、先の総選挙の意味、補正予算の必要性等で質問内容はまあまあと思えるが、回答が酷い。昨年から人質で脅迫されていた事実も認めないし、他に邦人の人質が居る可能性は承知していないそうだ。承知していないのだから、いる可能性もあると言うことだろうか。阪神神大戸震災20周年の当日を選んで外遊に出発したのは、事務方の日程調整の結果だから仕方ない。有志軍諸国に金をばら撒いたのは、イスラム国の惨禍を逃れた難民約1000万人を救済する国際的な義務からである。法律に基づいて粛々と行える筈の消費税3%の増税先送りを争点に掲げての選挙の正当性は、税こそ民主主義の基本であるから当然でしょう。そして選挙の投票率が低かったのは、野党が与党を批判するだけでまともな政策提案をしなかったせいで、民主主義を守る上で非常に残念なことであった。後ろに鎮座している衆議院議長の町村氏が、選挙前に「今回の選挙について全く意味が無い」と批判していたことについては当然触れない。補正予算は27年度予算を小さく見えるように小細工じゃないかとか、地方活性化に名を借りて商品券を配るなんて小細工は過去に何度も失敗しているばら撒きではないか、と少し具体的政策になると「それは考え方が違います。アベノミクス効果を早く達成するために確たる信念でやっています。」全く議論はかみ合わない。前原氏が「27年度予算を2月15日頃に国会に提出して年度内成立を目指す、と仄聞するが重要な予算審議だから、これこそ前例通り衆参各院で1か月ずつ合計2か月の審議を願いたい。」と要求していたが、総理が答える問題ではなかったのだろう、返事が無かったように思う。質問中総理は全く質問者に目を向けず、只管回答用メモをめくりながら口を動かしているばかり。回答メモは官僚が作成するから予習は必要かもしれぬが、それにしても圧倒的多数を背景に弱い野党なんか相手にしていられない、時間の無駄だの風情がありありである。正に数は力、これではいくら審議に時間を掛けようが、建設的国会運営など望むべくもない。国民は今暫く我慢するしかないのだろうか。

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