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八十代万歳!(旧七十代万歳)

家を焼かれず誰も死なず それでも戦争は 我が家の生活を破壊した 

2015年05月11日 外部ブログ記事
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「96歳の遺言 戦争だけはやっちゃダメ」電子絵本、朗読のYouTubeもこちらでご覧いただけます。

戦争未亡人、久米?(くめけい)さんの生涯の叫びを、皆様で聴いて下さい。

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志村建世さまがブログで、小説「昭和からの遺言」を書いておられます。まだ途中なのでご紹介していませんが、昭和15年の記事には、私も思い出がどっさりあるので、頷きながら読んでいます。

紀元二千六百年・・・の歌は私も歌えますが、替え歌の方は知りませんでした。以下志村さんの記事。

金鵄(きんし)輝く日本の 栄えある光身に受けて
 今こそ祝えこの朝(あした) 紀元は二千六百年
 ああ一億の 胸は鳴る
ところがこの歌にはすぐに次のような替え歌が出来て広く歌われた。
 金鵄あがって十五銭 栄えある光三十銭
 今こそあがるこの物価 紀元は二千六百年
 ああ一億の 金が減る

金鴉 も 光 もタバコの銘柄です。
昭和15年に値上がりして15銭(100銭が 1円)だったタバコ。

うちの父が昭和13年に突然死した時の遺産がいくらあったか知りませんが、母の一時払郵便年金にしたので、計算上は一生食べるに困らなかったはずなのです。

でも、戦争で物がなくなり、物価は上がる。
敗戦後はもっともっと物が不足で、全ての物の値段が急上昇。

タバコが15銭に値上がりするよりももっと前に、郵便局(国家)に預けてしまった財産の、価値の儚なさ。敗戦後間も無くして、父の遺産は消え失せたわけです。
国が預かっておきながら、何の保障も無しに「貨幣価値が変わって、わずかずつ支給しても仕方ないので」と、郵便局は昭和13年の計算でしょう、解約金をわずかに払って母の郵便年金は消滅しました。
国は、母の大金を預かって、一生保障する筈だったのに、何の保障もしなかった。

戦争ってそんなもの。国家ってそんなもの。国は国民を守らない。

昭和23年、変な菓子パン25円。港近くの闇市でサンマが1尾10円は安いので飛ぶように売れていました。それもまたすぐ値上がりしたのです。朝に夕に物価は上がるばかりでした。

十代の頃に資産が無くなって、学校に行けなかった恨めしさは、尾を引きました。

戦争だけはやっちゃダメなんですよ。



昨日一日引きこもっていたら、今朝は爽やかに目覚めました。
さあ買い物に行ってきます。歩きで。







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