メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

私家版・日豪の比較文化人類学 〜群れから抜け出した羊が見たもの〜

ガウディの不思議な魔方陣 

2015年05月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 先月上旬、スペインを旅して美しい風景や様々な世界遺産、

それに美味しい料理などを楽しんで来ました。

その旅行記は少し前の「スペイン旅行(1)、(2)、(3)」でご紹介しましたので

そちらをご覧いただくとして、

今回は、バルセロナで建設中のサグラダ・ファミリアで見た

不思議な魔方陣の話題です。

 






 魔方陣とは縦横同じ数の数字を配列して、縦、横、斜めなどの

いずれの列についても、その合計が同じになるように組み合わせたもので

普通は「1」からマスの総数までの数字を一つずつ使います。






 

 サグラダ・ファミリアの魔方陣は現在見学者が入場する「生誕の門」の

反対側、「受難の門」に突飛な感じで掲げられています。

「何故ここに魔方陣?」という感じです。

しかも、裏切り者のユダがイエス・キリストに接吻して官憲に売った

あの有名な場面のキリストの石像の
すぐ背後の壁面にあるのです。

 

 その魔方陣は縦・横4マスなので、1から16までの数字が

一つずつ使われるはずですが、良く見ると10と14が2回使われ、
12と16がありません。

また普通、縦・横4マスの魔方陣は縦・横・斜めなどの和が34ですが、

この魔方陣は33なのです。

縦・横・斜めは当然ですから、それ以外にどのような組み合わせがあるか試してみて下さい。310通りの解があるそうです。

 

 何故33なのかという疑問についてはイエス・キリストが十字架上で

磔刑に処せられたのが33歳の時だったからだと言われています。

しかし、ただそのためだけにわざわざ魔方陣を掲げて「33」を強調するのも

サグラダ・ファミリアのいたる所で様々な象徴や比喩を形にして

謎が解明されていない「ガウディ・コード」をちりばめている彼には、

似つかわしくないと思うのです。

 

 「33」は仏教や神道、それにフリーメイソンにとっても

重要な意味を持った数字で、宗教や信条を超越した和合を

意味しているのかも知れません。

そしてさらに、この魔方陣の中にはガウディが伝えたい何か大切な

メッセージが隠されているような気がします。



 下にガウディの魔方陣の代表的な解答例を載せました。

ご覧頂けば分かりますが、対などの関係にある解は1枚の中に

二つまとめて表示してあります。

赤の4マスと緑の4マスがそれぞれ33のグループです。































 

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ