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人として生まれてきた幸運 

2015年05月19日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

人として生まれてきた幸運燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや(えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや)という言葉があります。ツバメやスズメのような小さな鳥には、鷹やワシのような大きな鳥の志すところは理解できない・・・という意味です。そこから転じて「小人物には大人物の考えや志がわからないものだ」という意味で使われます。人間には他の動物のことはよくわからないし、他の動物もまた人間のことなんてわかっていません。言えるのは、人間はいろいろなことを考えて創造することができる能力をもっているということです。それが文明を生み文化を発展させてきました。人間には「人として生まれてきた」という最大の幸運があり、また私たちには「日本人として生まれ育ってきた」という幸運があります。 ないもの、たりないものに意識を向けてそれを欲しがること、有していないことを残念がることよりも、今自分が持っていること、満ち足りていることに意識の方向を合わせるほうが大切だと思います。 人は近くに幸せや真理があることに気づかず遠くを探し回ってしまう性質を持っていますが、ちょっと気づけばそれを回避できます。目の前の幸運をありがたい!と感じ、生きていることの喜びを実感して日々新たな気持ちで自由に生きられたなら、とてもすばらしいことですね。

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