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私家版・日豪の比較文化人類学 〜群れから抜け出した羊が見たもの〜

民主政権にレッド・カード 

2010年12月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

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 「坊主が憎けりゃ袈裟まで憎い」ではありませんが、最近あの菅首相の目元はトロンとして知性と気迫が感じられません。定まらない視線は到底「眼光鋭い」などと表現できるものではありません。洞察力の鋭い人の目はやはり鋭いものです。人は見かけだけで判断してはなりませんが、我が国の最近の歴代首相は口を開けばバカなことばかり。菅首相も「そうだ、そうだ」と納得・共感できる発言をすることは本当に少なくてお寒い限りで、「仮免許」など没収です。<br />
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 先日も北朝鮮の拉致被害者救出を自衛隊が韓国を経由して行うとか、朝鮮半島有事の際には自衛隊の派遣を検討するとかキナ臭いことをペロッと口に出しました。すかさず韓国の大統領府は不快感を表明し、「日本の首相の発言にしてはあまりにも慎重さに欠ける」と非難しましたね。その通りで、自衛隊は軍隊ではないにしても韓国民にとって日本の「暴力装置」が韓国に入ることが歴史的にどのような意味を持っているのか、もっと繊細な感覚を働かせなくてはならなかったはずです。<br />
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 政治資金問題でも「一兵卒」の党員の国会での説明に積極的な指導力を見せていません。「何もやましいことはない」と本人が言っているのですから、国会であろうが裁判であろうが「何もむつかしいことはない」ではありませんか。岡田幹事長に下駄を預けていないで首相自ら方向を示し、小沢本人を説き伏せるぐらいの指導力を発揮しても良いのではないでしょうか。これこそ、目を吊り上げて。<br />
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 朝日新聞が今月11日と12日に行った世論調査では菅内閣の支持率は21パーセントと発足以来最低を記録しました。不支持率は60パーセントだったといいます。確実な右肩下がりの支持率ですね。これはもう菅内閣、民主党にレッド・カードが突き付けられたことと同じです。<br />
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 1年と4か月程前、民主党政権が誕生した時には本当に嬉しく、日本にもようやく近代政治が花開くと胸をときめかせて喜びました。自民党の腐敗しきった政治から決別し、国民に目を向け、世界に正論を発して行くだけの下地が出来たと期待に震えました。多くの日本人がそう思ったことでしょう。しかし、その期待は早くも霧散・消滅してしまいました。期待が大きかっただけにその落差は極めて大きく、期待に応えてくれなかっただけに私たちの心には「憎さ」さえ芽生えているのです。<br />
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 早晩、民主党政権は瓦解するでしょう。その後どのような政権となるかは不透明ですが、自民党だけはマッピラ御免こうむるし、大連立はもっと避けるべきだと強く主張します。なぜなら、巨大政権は自民党がその弊害を見事に証明し、利権政治と官僚の跋扈と不毛の外交を生んだではありませんか。可能性としては民主党が延命を図って政権に残ることは考えられますが、多少国民本位の政策で連立を組む他党との妥協を余儀なくされ、矛先が鈍るのは避けられません。<br />
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 しかし、こんな「政局」を議論しても、どうしてもむなしく悲惨なことは自民党に代わって登場した民主党も自民党と大した変わりはないということが証明されたことです。また、どの政党が与党になっても、さらに誰が首相になって日本の舵を取っても目覚ましい「チェンジ」は期待できないことが分かってしまったことです。官僚の腐敗撲滅も遠い道のりとなってしまいました。<br />
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 時事通信は昨夜(13日)オーストラリアのシドニー・モーニング・ヘラルド紙がウィキリークスに流出したアメリカの外交公電に基づき、シンガポールの外務省高官が2009年にアメリカの外交官に伝えた日本を酷評する内容を報じたと配信しました。それによりますと、その高官は「中国はアセアンとの関係を進展させているのに、日本は負け犬になっている」。日本の相対的な地位の低下は「愚かさと低い指導力、洞察力の欠如」によるものと断じました。ご丁寧に日本政府は同じ年、この高官が日本とシンガポールの相互理解増進に貢献したとして旭日重光章を授与したといいます。日本政府の愚かさと低い指導力、洞察力の欠如は本物ですね。<br />
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 恐らく、菅直人もおっつけ首相の座を明け渡さざるを得なくなるでしょう。私たちの国をリードする首相がこんなにもコロコロ替わり、国会では法案の審議を脇に置いて相手のスキャンダルを突き合い、閣僚は不適切な発言を繰り返す。その間に中国やロシアが領土問題で難癖をつけて来ても何の有効な手立てを打てないでいる。<br />
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 日本国民は何と惨めなことか!<br />
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