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人生いろは坂

時代の変わり目 

2016年01月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



雪深い地域の皆さんのご苦労は大変なことと思います。ニュースや特集などで取り上げられますが
過疎化と高齢化、中には屋根の雪下ろしさえ出来ないような家も少なくないとか。

同じ世代のものとして心から気の毒に思います。こうした地域の人のただ一つの救いと言えば
今年の石油価格の暴落です。灯油をたく家庭にとって価格が少しでも下がれば、それだけ
助かります。

石油価格の低下は昨年ぐらいからじわじわと進んできたようです。一時的な現象化と思えば
どうやらそうではないようです。

原因は色々あるのでしょうが、まずは消費が減っていること。何と言っても大消費国のアメリカや
中国の国内事情があるのではないでしょうか。アメリカは産油国であるにも関わらず、国内の原油は
使わずに大半を中東諸国に求めていました。そして今はオイルシェールなどから比較的簡単に
低価格で産油出来るようになりました。今度は輸入国から輸出国に転換するようで、日本にも
輸入されるようです。

中国も産油国ですがその消費量は群を抜いています。中国はいよいよバブル崩壊が現実のものと
なってきました。日本が辿ったと同じ道を辿っています。未曾有の好景気と高度成長、そのスピードが
早かっただけに弾けるのも時間の問題だったようです。株価の暴落と産業の低迷は避けられないようです。

中国は発展を急ぐ余り、公害防止にも資本を投ずることなく、安かろう悪かろうと言った商品を
どんどん生産してきました。それは中国国内にも輸出先に於いても様々な問題を生じてきました。
今や発展途上国から成熟国としての品位を取り戻すときに来ているのではないでしょうか。
しかしながら問題は山積しています。日本の高度成長期のように底辺に至るまで豊かさが浸透しないままに
今日の状況を迎えています。

こうしたことから石油の消費も減っているのでしょう。

そして世界的な動きとして自然エネルギーへと大きく舵を切ったこともじわじわと影響を
及ぼしています。もはや今までのように産油国としても豊かさを享受することは難しい
時代になりつつあるのではないでしょうか。

中東にも陰りが見え始めたと言うことでしょう。20世紀は何と言ってもエネルギーの
奪い合いの時代でした。そのためには手段を選ばすに戦争を仕掛けたのはアメリカです。
中東での支配権、その延長戦にアフガニスタンなどへの軍事侵攻がありました。
イラクに言いがかりを付けて当時の大統領を追い詰め殺したのもアメリカです。
まるで開拓時代の白人のやり方と同じです。

こうして石油のカチの低下は人々の意識の変化を生みます。その変化が様々な訳の分からない
混乱に繋がっているような気がしてなりません。既に近代資本主義は終演を迎えつつあるようです。
新しい価値観が定着するまでにはなお時間を要するかも知れません。しかし八方ふさがりに
見える今の状況にもやがて日が差す日が来るに違いありません。

その時代は大量消費、限られたものだけが富を独占する、力の強いものだけが生き残れる
そんな時代ではなく、誰もが平和と幸せを享受でき、必要なものは必要だけ生産し
平等に富の行き渡るような時代でなければならないと思います。

天国はあの世だけでなく、現世にも作ることが出来ることを確信しています。

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