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人生いろは坂
廃棄食材横流し
2016年01月23日
テーマ:テーマ無し
かつて中国国内では、中華料理店などから排水と共に流れ出た油をくみ取り、それを再び食用油として
売っていたと報じられた事件があった。この油のことを地溝油などと言っていた。
今回は、日本で食品に関する不愉快な事件が起きている。地溝油ほどではないが、廃棄物として
処分されたものが、再び食品として販売されていたと言うから驚きだ。
そう言えば、かつて廃棄肉をミンチなどに加工して、学校給食の材料などとして売っていたと言う
食肉業者もいた。日本人はとかく中国人のことをモラルがないなどと言うが、日本人もさして変わらない
ことをやっている。他国のことなど、とやかくは言われない。これが人間の本性というものだろうか。
一般的に廃棄物というものは、廃棄された時点から処分場で最終処分されるまで廃棄物の追跡調査が
可能なようにマニフェストなるものが定められている。(業者から業者へ、産業廃棄物とともにマニフェストを
渡して行く。排出事業者は、それぞれの処理終了後に、各業者から処理終了のマニフェストを受け取ることで
委託内容どおりに廃棄物が処理されたかが確認できるシステム)このシステムは、廃棄物の運搬に関わったものや
廃棄物処理業者が、きちんと産業廃棄物を最終処分まで行ったかどうか、確認することが出来るようにしたものだ。
むろん、中には、こうしたシステム外で闇から闇へと処分されていくようなものもないとは言えない。
しかし、このシステムは、運搬業者などが不法投棄などを行うことがないようにするために考え出された
システムである。私も工場勤務時代に何度か最終処分場まで廃棄物運搬業者の車に同行し、相手先の処理業者が
引き取った旨のサインを貰って帰ったことがある。
近年になって大きな工場では、大抵このようなシステムで廃棄物の処理を行っている。更に一歩進んだ
ところでは、ゼロエミッションなどと称し、工場から廃棄物を出さないようにしようという活動も行われている。
工夫さえすれば何でも可能だと思うのだが、残念ながら考えようとしない。
会社には社会的信用が欠かせない。従って、法令遵守が厳しく叫ばれている。にもかかわらず大会社での
事件が絶えない。東芝の会計処理上の不備による社会的信用の失墜など、大会社と言えども法令順書を怠ると
厳しく追及され会社の運命さえ左右されかねない。
そういった観点からすれば、廃棄物として処分された食材が、再び商品として販売されるおがなどもっての
他である。事件は壱番屋のカツだけでなく、他の会社のものも様々に扱われていたようで事件は更に広がりを
見せている。
法令遵守という話へ戻るが、今回のバス会社が起こした大きな事件のことが思われる。あたら有意な
若者たちの多くの命が奪われた。この罪は大きい。と同時に、いつも事件後に報じられることだが、今回の
この事件も営業許可が免許制度から許可制度に変わった後、新規参入業者が増え、監督官庁の指導や取り締まりが
甘くなったことに起因しているのではなかろうか。
多くの事件に於いて、監督官庁は蚊帳の外にいるが、一番の責任は、許可をした監督官庁にある。
何故かニュースでも、そこのところを取り上げたものがない。こうしたことにも目を向けなければ
事件は絶えない。監督官庁もまた事件から逃げてはいけない。
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