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教えられるブログ2

最後に成った車での登山 

2016年01月26日 ナビトモブログ記事
テーマ:山歩きと登山

この時期に雪道を走らなければ登山が出来ないと思われるが決して無謀な行為では有りません。
実はあと三日で車運転が出来なくなるのです。

その理由は体にあります、免許の更新は2/4日なのですが高齢テストも受けなければ成りません、
第一に目の検査で落とされるはずなので今更しがみついたって無理は承知。

なので免許を更新せずに返納します、この理由から最初に登った檜洞丸にでもと足を運んだわけです。
雪道を走って近くまで行ったが思いのほか雪が多く車がうまく動作してくれたのが幸いでした。
四駆ではないので二駆でも後輪駆動と成れば横滑りも起こるとても雪道走行は大変なのです。

走行時スノーモードのスイッチが有ってポチッと押せば多少は踏ん張ってくれる頼もしい装備です。

県道76号線に入ると除雪はしてあるが完全では無かった
、行きは圧雪箇所を如何にか通過したが、帰りにも同じ道なのでこの際後ろだけスタットレスに交換しました。

何でタイヤ積んでんの?と疑問でしょうが、子供に上げる為に唯積んでいただけです、
其れが此処で履かせるとは思ってもみなかった。

車の入れる所まで行き其処からアイゼン装着し行ける場所まで登って満足する趣向です。鐘撞山登山口を通過し神ノ川ヒュッテ前も通過した、
ゲートは開いてました。

とはいえ勝手に入る車はイケマセンよ、車輪のわだちを歩くのも結構疲れます、
そうしてヤタ尾根登山口に着いた、雪無の状態とは全く違う、登りやすいし凸凹が少ない。

アイゼンの爪が時々引っかかりつんのめったりも起こる、一旦林道に上がる時間はスタート地点から1h27分で来た様だ、雪は大分増えて来た、30cmはある、前に歩いたトレースを踏んで行くが時折すぼっと成る。

悪戦苦闘しながら道を辿るが歩幅が合わず結局自分がトレースしなければ上には上がれません、時間は進むし熊笹ノ峰すら上がれない状態です、
結果は1250m付近で足を止めました。

時間も降りる余裕を作らないと暗く成っては問題だ、そんなこんなでシートを雪の上にひろげドッカと腰を下した。雪が多かったので埋まってしまう。一旦起きようかしたが面倒なので其の儘お昼ご飯を食べる。
日差しがあって爽やかです。

風も無く穏やかな山容に居ました、食べて居た時上から熊鈴が聞こえ下山の人でした。

この場所で長居は出来ません、食べ終えて直ぐに
前の登山者を追う形で下山する。

雪の被った蛭ケ岳、大室山、風巻ノ頭などを眺めながら一目散に下りて行く、雪の深さは膝を越える程度の積雪でトレース踏み外すとあれ〜と成ってしまう。

追いつけなかったが怪我もせず今日の登山は良しとする、神ノ川ヒュッテもひっそりしている、
車道は少し溶けたかなアイゼンの浮く所が少し広がってます。

こうして車まで来ました、さてっとタイヤ交換に取り掛からないと、スタッドレスタイヤを四本積んできたが後輪駆動なので後ろだけ替える事にした。
時間が勿体ないし短時間で済ませなければと急いだ。

下り道だけなら何とかなるが登りでずっこけたら一大事です、ゆっくり最初は20k程度で走っていた。圧雪をクリアしながらです。

道志みちに入り通常の走りに成って安心でした。
後二日しかない、そうなっても又車で登山とは行きませんよね、長年付き合った車社会にお別れが目前です、歳を取った証拠なのです。


山には車が無くとも電車バスがある、そして連れて行って貰える友が居ます。

雪解けを待ちます、登れる山は沢山あって毎日ヤマレコを見ては登った顔をして満足しています。



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潔いですね

ひのきさん

いずれ私にもやってくる『その日』です。
18歳で免許を取得し、車の運転をしない日は数えるほどでした。
2度の出産も9ヶ月まで運転していました。

寂しいお気持ちお察しできます。

このことをよく覚えておいて『その日』のお手本にさせていただきますね。
私は多分往生際の悪い あがきをしそうですから。

2016/01/27 20:15:12

免許更新せず

さん

勇気をたたえます。
少し鈍くなっても免許だけは手放さない人が多いなか、まだまだ十分に運転できても手放すには勇気と決断がいるでしょう。
すごく山が好きなのが分かります。
山登りは続けてください。
そして投稿楽しみにしておりますね。

2016/01/27 11:07:49

雪山

れんげしょうまさん

長年、付き合ってくれた自動車とのお別れは
ちょっぴり寂しい気分かと思われます

シーンとした静寂な雪道を歩く後姿を想像して
しまいました

電車やバスでも充分楽しめる山はたくさん
ありますものね

奥様もまた一安心かと思います

2016/01/27 10:33:33

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