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マイナス金利 

2016年01月29日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

マイナス金利日銀は今日の会合で、2%の物価上昇目標の達成時期を「平成29年度前半ごろ」に先送りしたようです。これで達成時期の先送りは都合3回目となりますね。 また、追加緩和策として「マイナス金利」を導入すると報道されました。マイナス金利というのは私たちには直接関係なく、民間の銀行が日本銀行に預けている「当座預金」の話です。当座預金に預けても普通は金利もつかなければ手数料もかからないのですが、今回は預ける銀行側が手数料を支払わなければいけなくなる・・・というもので、そうすることで民間銀行が日銀に預けるのを減らそう→市中にもっとお金を流通させよう→実体経済を刺激しよう・・・というものです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・金利にもともとプラスとマイナスの概念があるのか?というと本質的には「プラスの概念」しかありません。マイナス金利というのはもともと存在していない概念です。人は言葉によってイメージを持ち意識します。その意識(意味付けの仕方)によって感情を揺り動かし、態度に表れ、行動を起こします。今回の日銀の政策を「マイナス金利」という表現にするのは、ある意味では政治上の思惑が働いているのかもしれないですね。なぜなら、全然マイナス金利ではなくて、「単に手数料を負担させる」ということに過ぎず、言うならば「手数料導入」ということを言い換えて「マイナス金利」と呼んでいるわけです。まあ、内閣も日銀もとにかく2%のインフレを起こすことに躍起になっているわけで、今回改めてその方向性と意思確認が取れたという意味では良かったと思います。つまり、「まだまだ株・不動産の価格水準は数年後に向けて上昇傾向にある」ということが言えると思います。

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