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忘れると言う特技 

2016年04月04日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

兎のカード頂きました。

兎を描くとき、この角度からは珍しい。


兎は可愛い。 兎は絵になります。


可愛い絵本になって世界中に住み続けます。


乱暴者の兎もいます。


子供の頃兎を飼っていました。


戦後です。


私は六歳、七歳位。


食糧難の最中。


兎を神戸三宮の阪急地下にあるお肉屋さんに母と持って行った記憶があります。


秤の上に乗せて計量します。


重さに似合ったお肉と交換。 なんの肉だったのか、兎肉でしょう。


その夜の夕食でみんな黙って食べました。


いまでは考えられない行為です。


ペットを肉と交換。


細かいことは覚えていませんが、秤の上に乗せられた太った兎の目が赤かったのをはっきり覚えています。


母が何故私をそんな場面に連れて行ったのでしょうか。


それも今思えば、不思議です。






当時、鶏を庭で飼ってる家が多かった。


鶏は人に懐いて可愛い生き物です。


それでもいつか潰されるのです。


その場面は絶対子どもには見せなかった父です。




食べるために親たちの日々の苦労は想像を超えます。


お金では買えず、母は着物を農家に持って行って、ジャガイモやトマトに変えていました。


ジャガイモはご馳走でした。


家庭菜園をしている家は、人糞を肥料にしていました。


その延長線上に今の生活があるとは。。。。。。。


普段そんなことすっかり忘れているのも不思議です。


人間は忘れるという特技を持っています。

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