メニュー

日々徘徊〜♪

『京都ぎらい』 

2016年04月21日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

なぜ受ける 「洛外」育ちが本音トークぶちまけた。

京都が好き、という人は多くても、嫌い、という人は少ないのではないか。
ところが最近、『京都ぎらい』という本が注目を集めている。
昨秋発売で2016年の新書大賞1位。
すでに18万部を売り上げている。
        ★
 別に読みたくもないが 京都って
広いですよ〜また 日本海まで京都府でもあります。
ほとんど兵庫の日本海沿岸とも連なっています。
理由は
碩学に小馬鹿にされたと・・

※筆者は国際日本文化センター教授の井上章一さん。風俗論、建築論などで知られる。84年『霊柩車の誕生』でユニークな研究者として頭角を現し、86年『つくられた桂離宮神話』でサントリー学芸賞を受賞した。京都生まれで京都大卒。関西を代表する文化の論客だ。他地域の人から見ると、「生粋の京都人」に見える井上さん。なぜ「京都ぎらい」なのか。

京都には中心部の「洛中」と周辺の「洛外」がある。
本物の「京都人」を自負できるのは「洛中」育ちだけ。?「洛外」出身の筆者は「偽・京都人」にすぎない。
同じ京都の中でも、ことあるごとに一段下に見られ、小馬鹿にされてきた、というのだ。

その屈辱の体験記がなかなかリアルだ。たとえばまだ若いころ、現在は重要文化財になっている有名な杉本家住宅の九代目当主、故・杉本秀太郎氏を洛中に訪ねたときのこと。「君、どこの子や」と聞かれ、(京都市内西方の)「嵯峨から来ました」と答えると、杉本氏は「昔、あのあたりにいるお百姓さんが、うちへよう肥(こえ)をくみに来てくれたんや」と懐かしんだ。要するに杉本家の糞尿の回収作業をしていた地区の子か、「田舎の子なんやな」というわけだ。初対面の杉本氏にいきなり「肥くみ」と一発かまされ、落ち込んでしまった。

      ★
そう言えば 肥汲って懐かしい言葉や。
昔のトイレはボットン便所 この肥くみは
やがて車で一軒一軒バキュームカーで
鉄道までボットントイレでもあり 山陰線は特に遅れていました。

なので絶対に線路の近くにはいかなかった(/_;)
そんな時代もあった。
まして鉄道による糞尿輸送までも
下肥としての利用を目的としたもので、人間の屎尿を肥料として用いない欧米には存在しない。
そうなんですよ。今の子たちはこの光景なんて
あったことすら 知らないと思います。
いつからか水洗トイレになり 今の温水便座と
便器ひとつで男女が用足しできる時代にたどり着きました。
話は飛びますが このお方 嵯峨出身と
言えば 小ばかにされたからこそ 京都嫌いになられたんですね。
嵯峨でも今は たいそう盛んな観光地でもあります。

言葉ってなんでも取りようで 気分を悪くします。
うちらの子供時代 肥汲み これもする人がいなかったらみんな町内は 困ったことになっていましたのにね。

ほんと 忘れていたことを思い起こす。
『京都嫌い』でした。
これって日本のエコやったんと違うやろか・・。
お蔭でおなかの虫がよう暴れたわ・・・。(@_@)



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

onさん こんばんは。

お京さんさん

初めまして。
京都嫌い』にコメントを戴きまして
有難うございます。
この書物読んだことはありませんが
嵯峨の肥え汲みの話の冒頭でなんだか
子供時代が懐かしくって ブログを
つづってみました。
少々品のないお話ですが
今現在では 考えられないくらい
文明開化 科学の発達など まだまだ死ねない
喜びがあります。22世紀にはどうなっていることやら 等々 私は無理でも 子たちがその眼を通して見れるって だから子孫を遺さないともったいないと 話は飛びましたが そうなんです ほんの数十年前は汲み取り式でもありました。
変われば変わるものですね。
長生きしましょうね。有難うございます。

2016/04/21 20:53:51

木曜日さん こんばんは〜。

お京さんさん

いつもコメントを戴きまして
有難うございます。
今一番売れている新書物だそうです。

そうですね。今では肥え汲みなんて
想像も出来ませんが さらにわたし下宿学生時代など木造アパートは公衆便所のごとく
部屋にはトイレなんぞありませんでした。
長生きすればするほど生活も変わって行きます。
だから面白いからこそ売上一位になるのかも・・

しかしそんな時代の方が平和やった。
それはみんながそうだったから
テレビも街頭での観戦 力道山の空手チョップもね。 パチンコも手ではじき そんな時代やったね。
ただただ肥え汲みも懐かしい(^^♪

2016/04/21 20:42:38

肥汲み

onさん

ぼくが子どものころは
田舎では当たり前だった。

今じゃ
昔造りの家でも
洋式トイレに
自動給湯のシャワー付き風呂で・・・

時代が大きく変わったものです(^^♪

2016/04/21 17:06:25

No sympathy

さん

出身地や育ちがどうので、よう儲けはって
よかったね。
めんどくさい言い方すると人権問題とちゃう。
まあ、どないでもええけど。
肥汲って言葉は、
「汚わい屋」になりたかった三島由紀夫のイメージ

2016/04/21 15:30:46

PR







上部へ