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ポメママの預かり日記

[転載]象牙取引を容認する日本の孤立化 

2016年10月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

ひかたまさんより
http://shindenforest.blog.jp/archives/66429038.html








南アフリカで今月開かれていたワシントン条約締約国会議が終わりました。

ここで注目すべきことは、
ゾウの保護のために
象牙の国内取引禁止を各国に要求する決議を
全体会合で正式に承認したことです。



現在でも

ゾウは
象牙のためだけに
毎日約100頭が殺され続けているのです。


このままでは
ゾウは地球上から完全に消滅する危機になっています。
 
そんな中で
象牙の国内取引禁止は妥当な決定です。

 



今回の会議で
象牙取引二大国の一つであった中国が
国内の象牙市場を全面的に閉鎖する方針を打ち出したことで
ゾウの保護は
大きく前進しました。



中国は、昨年から水面下で
米国と協議して
この方針を決めていました。

中国は
象牙市場閉鎖に例外は認めないと
強い方針を打ち出しています。

これは積極的にゾウを守る姿勢です。



もう一つの象牙消費大国は、日本です。

驚くことに
日本政府は
「密猟によって日本国内市場が成り立っているわけではない。」
という立場で
国内象牙市場を閉鎖するつもりはないという姿勢を示したのです。


もちろん
日本政府は
日本国内の市場が違法取引でなりたっていることを把握しています。


何故
日本はこのような嘘を平気で示してしまったのでしょうか?


この会議の前には

環境保護活動を行っている団体「Environmental Investigation Agency(EIA)」 が、 
日本で象牙取引業者に扮して覆面調査を行っています。
 
その調査で
37の象牙取引業者に接触したのです。 


その結果、 
ほとんどの日本の業者が
違法な手段を使った取引に合意していることが判明しました。 

未登録の象牙を買うことに同意したり、
偽の書類を作成して
違法な象牙を合法なものと偽装して登録するよう頼んできたのです。 



日本の環境省は、
この不正な取引があることをすでに知っています。



残念なことに
そして
驚くことに

日本では
その事実を知りながら、
登録制度の廃止や国内取引の閉鎖などの
違法取引への規制強化は考えていないのです。 


ナショナル・ジオグラフィックでさえ、 
違法な象牙が日本市場で不正登録されていることを指摘し、 
さらに
国外にも輸出されていることを取材して
記載しています。 




そして
今回の会議では
違法に象牙を入手して
いまだに多くのゾウが
日本人のために殺戮されているという事実を
知りながら、
知らないふりをして黙認してしまったのです。

日本人は
ゾウが絶滅しても構わないのでしょうか?

本来なら
消費大国である日本が
先頭に立って
象牙の規制を表明しなければならないのに。




象牙を消費する大国が
日本だけとなった今、
このような嘘がどこまでまかり通るのかはわかりませんが、

このまま国内取引を容認し続けるならば
国際的に
日本はゾウを殺戮を続け
絶滅に導く残酷な国として孤立するのは明らかです。

 
象牙を買う人たちは、
自分が購入した象牙で、
ゾウが殺戮されているという事実を正しく認識していません。 
実際には違法品でも
表向き合法を装って法律に抵触しなければ
正しいことをしているという
間違った認識がまかり通っています。



私たち日本人一人一人が、 象牙製品を買わない、
これ以上ゾウを殺さない という意志がなければ、
本当にすべてのゾウが近い将来地球上から姿を消すことになるのです。 

日本が本格的に
象牙の売買を全面禁止することが
ゾウを地球上に残す希望となります。
転載元: (弁天さんの宝石)共存したい・・・もうひとつの生命たち

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