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紡ぐ 

2016年10月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し





人は色という概念を自然の営みから貰ったと思います。

色は天からの恵みです。 太陽がくれる贈り物です。


明暗だけでなく、色を認識できる人間の目は実に精巧に出来ていて有難いことです。


そんな当たり前のことに感謝出来るのも歳を重ねてこそと思います。








先日、東御市のある工房で見た織機です。





コトン、コトン、リズムよく伝統の音が響きます。



暫し足が釘付けになり、織り手の手の動きをじっと見つめました。


上田紬の伝統がずっと守られていることに圧倒されます。






布を紡ぐのは、正確さ、忍耐、集中力、紡ぐことへの執念、いろんな人間の思いが途方も無い長い時間の努力に支えられている、と今更ながら思い知りました。




これも人間のなせる偉業です。




人は、自然の営みからヒントをもらったに違いありません。





「感動」と言う心のときめきが嬉しい昨今です。


まだまだ、死ぬ前に感動を重ねて行きたい。








今しばらく、感動の欲張りをしたい。

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