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パトラッシュが駆ける!
自分で言うかね
2016年11月12日
テーマ:テーマ無し
私は日頃、ヒマに飽かせ、雑文を書いている。
分類すれば、それは随筆と言うことになろう。
数だけは、人に自慢できるほどに、書いている。
これを「下手な鉄砲」ということも出来る。
数打つ中に、たまに、まぐれで、他人様が褒めて下さるのがある。
世辞と知りつつも、それを聞くや、欲が出る。
外れ弾の山の中から、ちっとは、ましなのを選び出す。
一冊の本にまとめる。
これを出版と称している。
もちろん自費である。
大きな口は、叩けない。
自費出版は、即ち、自己満足に他ならないことを、とっくに承知している。
「私は随筆家です」
なんてことを、口が裂けても言えない。
「エッセイスト」も同じこと。
自称したら、それだけでもう、自家中毒を起こし、身体中がむず痒くなる。
ならば、どうするか……
「随筆めいたものを、書いております」
こう言うよりない。
私が仮に、詩を書いていても、同じだ。
「詩人です」なんてことを、とても自称出来ない。
「俳人」「歌人」「文人」も同じ。
もしも私が、ピアノを弾けたとしても「I am pianist」なんてことは、
とてもじゃないが、言えない。
「ニスト」や「家」は、それで飯を食っている、あるいは、
他人様に教えるくらいの人だけが、自称してよいと思っている。
* * *
「これまで、出版・編集・広報の世界で活躍してきました」
ある人物の、プロフィールに書かれていた、自己紹介文である。
よほど自信がおありなのであろう。
自ら「活躍」と、おっしゃっている。
感心していたら、所属するSNSで、妙なことが起きた。
その活躍氏が、ある映画の、レビューをお書きになった。
旧聞に属するが、昨年秋に公開された「僕は坊さん」である。
当時、たまたま、私も見たばかりであり、大いに関心があった。
そのレビューを見た途端に、首をかしげた。
何処かで見たような文だ……
記憶の糸を手繰ると、あるサイトに行き当たった。
そこに、まったく同じ文が載っていた。
コピー&ペーストであろう、一字一句、句読点まで、同じであった。
「○○○に、同じ文が出ておりますよ」
私は、そのレビューのコメント欄に書き込んだ。
同時に、事務局にもメールを入れ、善処を要望した。
後日、当人から、メールが入った。
その「後日」というのが、一ヶ月も経ってからだ。
「深く反省し、書き直しました」
紋切り型の釈明がなされていた。
その書き直した文だって、通り一遍の映画紹介であり、作者の主観など、込められていない。
こりゃ、インチキだな。
その経歴は、多分詐称であろう。
出版や編集に携わった人間なら、他人の文に対し、敬意を払いこそすれ、
盗用、借用など、死んでもやる訳がない。
それは、自身を、否定することだからだ。
「活躍してきました」
誇らしげに、自ら言うところに、彼の人間性が出ている。
本当に活躍した人は、そんなことを、決して広言しないものだ。
* * *
日本将棋連盟が揺れている。
現役の高段棋士が、疑われている。
対局中に、対局室を抜け出し、将棋ソフトを使ったとされている。
証拠はない。
さりとて、諸々の情況を見れば、極めて怪しい。
「火のないところに、煙は立たない」という。
一方で「疑わしきは罰せず」という意見がある。
私には、真偽のほどはわからない。
ただ言えることは、この世で性善説は、必ずしも通用しないことだ。
「勝つ」と「負ける」とでは、それは、プロ棋士にとって、天と地ほどの違いになる。
人間は弱いものだ。
欲に目がくらんだとして、それは、不思議でも何でもない。
一方で、もう一つ、言えることがある。
「それを、やっちゃー、おしめえよ」だ。
もし、噂が本当だとすれは、それは、棋士が、天職とも言える、その仕事を放棄し、
尚且つ、泥足で踏みにじったことになる。
彼は、世間に向かい、胸を張り、「棋士です」と言えるだろうか。
自称を軽く見てはいけない。
突き詰めて言えば、それは、その人となりに関わっている。
* * *
「ニスト」や「家」を自称するのは、難しい。
ならば「者」ならどうか。
先頃亡くなられた、田部井淳子さんは、立派な登山家であられた。
それに引き換え、この私はただの「登山者」。
これなら文句はあるまい。
「人」も許される場合がある。
それが尊称とならない場合だ。
「私は土人です」
自ら言う分には、全く問題ない。
「凡人」「変人」「奇人」……
私に似合いそうな「人」は、いくらでもある。
「痴人」「狂人」……
そこまでは、いくらなんでも、行ってないと思うのだが。
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痛くない!
彩々さん、
貴女から、ゼロ学を取り去ることは出来ません。
占い師……人生の大きな柱だったのですから、自称して、よろしいではありませんか。
私の言いたかったのは、自称につきまとう、自尊(自ら尊大に構えること)や、誇示の臭いです。
彩々さんの場合に、それはまったくありません。
(過去のプロフィールを含め)
ドライフラワーでもありません。
貴女は、今も十分に、瑞々しいです。
今のプロフィール、確かにあっさりしていますね。
し過ぎています。
もっと彩々さんらしさを、出してよろしいと思いますよ。
2016/11/13 11:29:19
ァ、イタタタ…
冷汗が流れる想いです (-_-#)
自己紹介欄を書くときのことを
思い出しました。
もう4年近く前でしょうか、このSNSに登録し
自己紹介する段では、できるだけ自分の
仕事の足跡も知ってもらいたいと、色々
書き込んだものです。
その後、現在は、プロフ更新している内、
確かにそういうプロとしての年月を
過ごしたのは、事実ですが、、、
しかし、そうした経歴は普段のBlog内容から
滲み出て来るものですし、現に以前のように
報酬を受け取っているのでもなければ、
ドライフラワーのようなもの(笑)
今のプロフは、自分でも呆れる程、
あっさりしすぎていると、思う今日この頃、
自称と名乗るほどでも無く。
>自称を軽く見てはいけない。
突き詰めて言えば、それは、その人となりに関わっている。
本当にそう思います。
私は肩書、経歴を外すと、ただの裸の王様に
なっているようで…スースーしています(笑)
2016/11/13 09:03:14
そうですね
職業にされている方がその名前が付く
聞くと当たり前のことですけれど
そうでない人 怪しい人も居るわけね
私はパトさんの先生です 唯それは
先に生まれたという事実です
2016/11/12 11:23:18
お声を聞かせて頂くだけで十分です
秋桜さん、
何時もお読み頂きまして、ありがとうございます。
コメントに際し、多言は要しません。
「見たよ」「読みました」だけで、十分です。
それにより、秋桜さんの、息災を知ることが出来ますから。
ミニメールで、ご住所をお知らせください。
本は、すぐにお送り致しますので。
2016/11/12 11:20:51
堂々自称して下さい
シシーマニアさん、
貴女は、その経歴、指導歴に照らして、
まぎれもない pianistです。
自称して、何の不都合、不遜がありましょうや。
実を言えば、violinistでもよかったのですが、
この際、シシーマニアさんのことを、書きたかったのです。
pianistの、典型例としてです。
書き方に問題があり、余計なプレッシャーを、及ぼしてしまいました。
申し訳ありません。
2016/11/12 11:13:22
いえいえ
南君さん、
お礼など、言われることはありません。
自戒のために書いております。
要らぬプレッシャーを与えてしまいました。
多くの人には、該当しないことです。
(ごくたまに、これはいかがなものかと、思う人が居るのも、事実ではありますが)
2016/11/12 11:01:24
今日も楽しく拝読しました。
パトさん
おはようございます。
いつも楽しく拝見しております。
最近は言葉に詰まり
思うに任せない日を
送っています。
パトさんの
著書も早く手にしたい気持ちでいっぱいです。
2016/11/12 10:24:21
英語では、シャーシャーと、名乗っていますが。
南君さんに拍手、です!
私も自分のプロフィールと、かつてのブログもいくつか読み返してみました・・。
子供が小さい頃は全く教えていなくて、それでも若干は本番があったので毎日ピアノは練習していて、「ママはピアニストだよ」と、子供に説明していた時代がありました。
冷や汗ものです・・。
それで食べていける人が、「ニスト」「家」でしょうね。
2016/11/12 09:50:13