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人生いろは坂

空想「トランプの壮大な夢」 

2017年02月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 日本の安倍首相とアメリカのトランプ大統領、今までほとんど接点のなかった二人が、
ハグするほどの親密さを演出する必要性があったのだろうか。この親密さを演出した
背景には何があるのだろうか。喜ばしさを感じるとともに、底知れない不安を感じるのは
私だけであろうか。

 言うまでもなく日本は戦後一貫してアメリカの属国のような存在であった。独立国で
ありながら、良い意味でも悪い意味でもアメリカの存在なくしては考えられなかった。

 国民には、ほとんど知らされていないが、数多くの理不尽なまでの要求を突きつけられて
きた。また困難な要求にも、それに応えてきた。普天間だって郵政民営化だって、みんな
そうだ。

 しかし、考えようによっては関東軍の元参謀でもあった石原莞爾が戦後になって語って
いたように、日本は太平洋戦争で負けていて良かったのかも知れない。もし戦争に勝って
いたとか、あるいは今のような形での敗戦を迎えていなかったら、侵略をしたアジア諸国や
ロシアやアメリカとも難しい外交を必要としていたろうし、軍事費にも少なからぬ国費を
裂かなければならなかったであろう。

 それは資源のない我が国にとって耐えがたい負担になっていたに違いない。場合によっては、
国民は塗炭の苦しみの中にあったかも知れない。国際紛争と関わることなく過ごせたのは、
アメリカの核の傘の下にいて平和憲法があったからに他ならない。

 一方、アメリカは太平洋戦争を境にしてモンロー主義から一変して世界の警察官を持って
任ずるようになってしまった。長くソ連邦との対立関係の中で冷戦時代が続き、その間にも
ベトナム戦争のような東西の代理戦争のようなものが頻発してきた。

 それらの多くは東西対立と見せかけて、実はアメリカ国内の軍需産業の差し金であったとの
噂も絶えなかった。武器は再生産に繋がらない消費だけのものである。作れば制限なく売れて
いく。それが戦争屋にとっての狙いでもあり、それが戦争の実体というものだ。

 こうして、いまやアメリカでは自国内の軍需産業は国の行く末や政策までも左右するまでに
なっている。

 しかし、トランプは衰退した自国内の経済を活性化しようとしている。利益のみを追求する
あまり、国内の企業が育たなくなっていた。少なくともトランプは国内の企業を育てようと
している。それによって労働者の働き口を増やそうとしている。

 これは国民に不満を抱かせることなく、軍需産業一本槍だった自国内の産業を戦争から
平和に引き戻そうという試みではないのだろうか。

 そして、対立関係にあるロシアと仲良くする。そのための同盟国が日本だった。プーチンと
接点のある安倍さんが必要だった。ロシアとの対立関係がなくなれば軍事費を押さえることが
出来る。

 そして、アメリカの戦争屋が画策してきた世界の対立関係が解消すれば、テロ集団を自然消滅
させることが出来る。テロ集団を武力で消すことは出来ない。出来るのは時間がかかっても平和裏に、
その必要性をなくすことだ。

 ただ理解しがたいのは何故、中東諸国、特にイスラム圏との対立関係を深めようとしているのか。
アメリカへの入国拒否は当面の作戦なのだろうか。

 アメリカの壮大な試みは始まったばかりである。21世紀は、戦争の世紀であった20世紀から
平和に向かう世紀だと言われている。世界が一体となり平和な世紀になったら、どんな素晴らしい
地球になるだろうか。それは決して不可能な事ではない。

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