人間観察そして恋そして小説も

小説を忘れないための習作・・思いついた怖いお話 

2017年06月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

「すみません」長い髪の女に男が声をかけた。目鼻立ちの整ったいい男だ。思わず胸キュン女の顔が赤らんだ、ナンパ?男は手招きしてビルの陰に女を呼び寄せた。普通なら行かないのだが、やはり胸キュンは麻薬だ。男も女も見た目は武器になる。「実は」男は少しはにかみながら女の耳元に口を近づけると「すみません、今おかしな奴に後をつけられていま す。少しだけ友人の振りをしてくださいませんか」女は驚いてあたりを見渡した。見る限り誰も見えない。と、突然男がニコリ笑うと「もう大丈夫です、ありがとう。お礼がしたいのでご飯でも・・・」と笑うと「こんなナンパの手口って面白いと思いますか」と言ってきた。新手のナンパだが、そのニヒルな顔だけで十分武器になるのに・・女はそう思ったが、胸キュンはまだ残っている。引っかかっても、この男なら・・・そんな意味も込めて男に微笑んだ。場所を変え喫茶店で対面すると、男が朴訥と話し始めた。声もいい。「娘がいるんです、三歳の」おいおい子持ちかよ・・しかし、色男は子持ちさえ忘れさせる「その子がね、私薬剤師してるんですけど、皆に 私の仕事説明しようとしてね(ボクのパパ ヤクザ。お薬売る仕事だよ)と言うんですよ」キョトンとする私に「母もいましてね。その母が(あんたのために コカインが入ってないコーヒー買ってきてあ げたわよ」と言うんです。カフェインだろが、それは。なにこれ?ギャグってるの?「妹もいましてね」男はさらに話を続けた。「その妹が、薬局でヘアゴム買おうと思ったんだけど見つからなくて、バイトのお兄さんに「ゴムどこですか」って聞いたら普通にコンドーム売り場に案内された。訂正しないで適当にその場は切り上げたけど、最後レジにヘアゴム持って行ったらそのお兄さんに会って・・」男はプット噴き出した。自分の与太話で、笑ってどうする。ところでこの男、一体何が言いたいんだ。女は小首を傾げた。その傾げた小首に男がナイフを突き刺さした。「え?・え・・い・・痛い」「笑わない君が悪いんだ」「え、、え・・なに・・これ」 にほんブログ村

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