メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

北軽井沢 虹の街 爽やかな風

「すぐ使える」救援物資 

2011年03月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 

 

 
「被災地で何が必要なのか」日本の企業各社は、独自の技術を生かした救援物資を被災地に送り届けているが、各社とも「被災地でもすぐに使える」という視点を重視している。
 
シャープと日立製作所系の新神戸電機は「電力復旧の見通しが立たない地域で使ってもらいたい」と、震災を受けて急遽、共同で開発した避難所向けの太陽発電システムを250セット寄贈することを決めた。それは、シャープ製の約1メートル四方の太陽電池パネルに新神戸電機の蓄電池とコンセントを組み合わせたもので、蓄電池の電力量は180ワット時で携帯電話120台を1時間で充電できる。
 
パナソニックも小型の太陽電池パネルを組み合わせた、グループの三洋電機の「ソーラーランタン」を4000個送る。
 
化繊メーカーの東レは、得意の水で貢献する。海水や汚れた川・湖の水から飲料水を作る災害用の小型造水機6台を提供した。水を濾過する同社の「膜」は世界的にも評価が高い。塩分や泥だけでなく、重金属や細菌、ウイルスなどの有害物質を除去できる。
 
資生堂も水不足の被災地で要望の多い、水のいらないシャンプーや消毒剤など4万個を送った。
 
ヤマハ発動機は、139台の電動アシスト自転車「PAS(パス)」を提供した。被災地ではガソリン不足は依然、深刻だが、電気は復旧している地域もあり、自治体や医療機関から「避難所の間を移動する足がほしい」との要請に応えた。
 
コマツは行方不明者の捜索やインフラ復旧に欠かせない建設機械やフォークリフトなどを無償で貸与。集会所などに使うプレハブハウスも寄贈する。
 
クボタは建機20台を扱う専任の操縦者と合わせて派遣する。
 
そして、人的支援もある。
韓国サムスングループは被災者の医療支援に従事する本国の医師や看護師を現地に派遣する準備を進めている。
 
セコム子会社のセコム医療システムも提携先の病院から医師や看護師、臨床工学技士などで構成する医療救護班を被害の大きかった 宮城県気仙沼市 の病院などに派遣する。
 
また、「業務スーパー」を展開する兵庫県の神戸物産は北海道で経営する農場で50〜100人程度の被災者を雇用することを決めた。現在は住宅の手配などを進めており、「阪神大震災の時に全国から支援をいただいた。少しでも恩返しをしたい」と話す。
 
しかし、物流網の本格回復には至っておらず、物資が「届けたいのに届かない」ケースもある。
企業側は交通インフラの完全復旧を待ち望んでいる。
 
 
主要企業による救援物資・生活物資などの提供
 
ホンダ
カセットボンベを使用する発電機など1000台。
 
ヤマハ発動機
電動アシスト自転車139台。
 
日産自動車
宮城など3県に電気自動車「リーフ」50台。
 
三菱自動車
宮城など3県に電気自動車「アイミーブ」35台。
 
パナソニック
ソーラーランタン4000個。ラジオ、懐中電灯など。
 
ソニー
ラジオ3万台、子供用DVDなど。
 
シャープ・新神戸電機
小型太陽電池パネルと蓄電池を組み合わせた発電システム250セット。
 
オリンパス
超音波を使った非破壊検査装置。
 
富士フイルム
医療用の超音波画像診断装置。
 
コマツ
建機、フォークリフトなど貸与。プレハブも寄贈。
 
クボタ
建機20台を寄贈。操縦者も派遣。
 
テルモ
エコノミークラス症候群予防のための圧迫ストッキングなど。
 
セイコーホールディングス
手動発電機搭載の目覚まし時計、老眼鏡など。
 
サムスングループ(韓国)
災害時医療に従事する医師・看護師を派遣。
 
ファーストリテイリング
機能性肌着「ヒートテック」30万着。
 
ファミリーマート
子供用玩具200個。
 
オンワードグループ
ブルゾン、ダウンジャケットなど計10万点。
 
アシックス
スポーツウエアや子供用シューズなど約6万6千点。
 
資生堂
水のいらないシャンプー、手指の消毒剤など18万個。
 
塩野義製薬
入れ歯安定剤と洗浄剤、かぜ薬など計4万3千箱。
 
ユニ・チャーム
子供用おむつ20万枚、大人用おむつ12万枚、ペットフードなど。
 
ロッテ
キシリトールガム、コアラのマーチ(保存缶)など。
 
神戸物産
北海道で経営する農場で被災者を雇用。
 
東レ
海や川の水を飲料水に変える災害対策用の造水機6台。
 
セコム
提携病院から医師や看護師などの医療救護班を派遣。
 
ゼンリン
被災5県の災害対策本部に住宅地図帳を提供。
 
 
被災地では、電気や水道、ガスなどのインフラが寸断され、ガソリン不足も深刻である。
このたびの災害では、これで十分ということはないが、こうした独自の技術を生かした救援物資は、さすが日本と胸を張れる、ぞくぞくするようなニュースに違いない。
 

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ