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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

命がけの自衛隊、米軍「トモダチ作戦」 

2011年03月29日 外部ブログ記事
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あの3月11日以来、毎日のテレビ映像や新聞の報道は、ほとんどがその大震災の事でいっぱいである。このブログでもそれに関連したことを書かずにはいられない毎日が続いている。
 
地震発生の3日後になり、食料やトイレットペーパーなどの生活用品が品薄になっているという情報が耳に入り、ガソリンも手に入らないというので、週に一度の買い物日を1日早くして軽井沢のスーパーマーケットツルヤへ出かけたのが14日だった。その日は、妻の提案で、ガソリン節約のため2週間分の食料を買い込んだが、昨日でちょうど2週間、冷蔵庫の中は空になった。
今日は、2週間振りの買い物に出かけたが、晴天に恵まれ雪化粧の浅間山は鮮やかだった。
 
ツルヤの店内は何時もと変わらず、豊富な食材や生活用品はしっかりと陳列されていた。価格も以前と変わらず、むしろ安くなっているものさえあって安心すると同時に、有難いと思った。
2週間前と客の様子も違いトイレットペーパーを買い占めるといった姿は見られない。唯一、水だけが一人2本までの制限があり、協力を求める店長の声が貼られていた。
 
マグニチュード9という地震にともなう大津浪のニュースは世界を駆けめぐり、注目される中、未曾有の大震災を受けた日本に対し、130以上の国と地域が支援を表明してくれている。
なかでも、とりわけ米国は地震発生から2週間が過ぎた今も、物心ともに過去最大規模の支援を続けている。最高司令官のオバマ大統領は、地震発生から5時間20分後の11日早朝には、「日米の友情と同盟は揺るぎない」という生命を発表し、昼の記者会見では「日本には個人的なつながりを深く感じており、悲痛な思いだ」と心情を吐露し、その後も8回にわたり日本の災害に言及し、日本を励ました。
 
在日米軍は、東日本大震災の被災地の沖合で、「オペレーション・トモダチ(トモダチ作戦)」と名付けた救援活動を展開しているが、「友」と日本語で刺繍されたワッペンを身につけた隊員は「作戦を誇りに思う」と胸を張って語っている。作戦の名前がフレンドではなくトモダチというのは、何という計らいであろうか、無骨であって当然と思われる米軍の心の中に見た「やさしさ」に心は大きく揺れた。
 
その一方では、「国民を守る最後の砦」を胸に被災者支援活動に励んでいる多くの自衛隊員がいることを忘れてはならない。責任の重みを感じながら黙々と働く自衛隊員の肉体的、精神的疲労は日ごとに増している。身内に犠牲が出てもわが身を顧みず、被災地にとどまる隊員も多いという。炊き出しで温かい汁物の食事を被災者に提供しても隊員が口にするのは、冷えたままの缶詰の食料である。22カ所で入浴支援も行っているが、汗と泥にまみれた隊員は入浴もままならない。「わが身は顧みず、何事も被災者第一」の方針を貫く姿は日本人として誇りに思う。
 
地震に津波の被害が重なった大震災は想像を絶する多くの犠牲者が出ているが、その遺体収容も自衛隊の重要な任務のひとつで、27日までに4150体を収容したという。冷たい水に膝までつかりながら遺体を囲み手を合わせる隊員の写真が新聞に掲載されているが、日常的に遺体を扱う警察官と違い、なれているわけではない。とりわけ、海に流された遺体と対面するのは辛い作業に違いない。
 
宮城県多賀城市の多賀城駐屯地において、地震発生を受け、出動しようとしたところを津波に襲われ、「災害派遣」の垂れ幕をつけ整然と並んだ自衛隊の車両は水に埋まってしまったが、米軍はそれを空から確認していた。
東京電力福島第1原子力発電所では、被爆の恐怖に臆することもなく、17日からの放水活動の口火を切ったのも自衛隊だったが、直後に米軍が放射能被害管理などを専門とする部隊約450人の派遣準備に入ったと表明した。初めは様子見だった米軍は、このとき自衛隊が命をかけて任務を遂行する姿を確認したと言われている。
 
「自衛隊にしかできないなら、危険を冒してでも黙々とやる。国民を守る最後の砦、それがわれわれの思いだ」。これは新聞記事の中にある、ある隊員からのメールである。
黙して任務を全うする自衛隊員は、今日も被災者のそばにいる。
 
最後に、世界各国、地域が日本に寄せた多くの支援の中でも米国のそれは群を抜いて突出している事を記しておこう。
 
米軍約1万8000人。
艦船19隻。航空機140機。物資運搬230トン。
6万人分以上の食事・飲料水輸送。
国際開発局(USAID)、救援隊144人。
救助犬12匹、ボート、ベッド、寝袋など。
物資提供約14万5000ドル相当。
原発事故専門家39人派遣。
無人偵察機グローバルホーク、U2偵察機。
防護服1万着、放射能被害管理の専門部隊約450人派遣準備。
 
 

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