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人間観察そして恋そして小説も
マスメディアによる洗脳
2017年08月30日
テーマ:テーマ無し
『アリエナイ科学メルマ』の著者で科学者のくられさんが、ワイドショーで伝えられる内容は、政治的醜聞であれ芸能人のスキャンダルであれ価値のないものであるばかりか、見る側の精神衛生に悪影響をも及ぼすと厳しく批判しています。以下、その記事から抜粋昨今のNHKを含む無料地上波放送の質の低下はよくよく言われているが、自分のような純粋にそういう下世話なメディアを嫌っているのではなく、社会心理学の専門家なども意外とワイドショーの有害性について危惧しているという話が結構あるようです。というのもワイドショーというのは、視聴者を不快な気持ちに誘導するような映像がひたすら続き、それに対して、アホみたいなコメンテーターがしたり顔で上から目線でコメントをするという繰り返し。この感覚で行くと、twitterの炎上案件などに、自ら参戦していって、安全圏から何の関係も無い人に石を投げるようなクソになってしまいます。ネットニュースで見れば数分で終わる情報収集を、何時間もかけてダラダラと、本当に価値のないものを垂れ流しているわけです。完全に時間の無駄です。ただの無駄ならともかく、それが精神衛生を悪化させるものなのでたまったモノではありません。こうした感情の誘導を日々受け続けていると、人間というのは刷り込みを受けやすい生き物なので、そうした上から目線の価値観が自分のモノのような気がしてきます。そんな状態で社会でトラブルを起こさない方がおかしいわけで、実際に人語が通じないのが世の中に溢れかえっているのは無関係とは言えないと思います。刷り込みというのは例えば恋愛においても、まめに連絡を取るとか、一緒に居る時間が長いほど好意を持ちやすいといった人間心理の基本みたいなもので、ワイドショーを毎日見るとか相当警戒していないと、いつの間にやら、彼らの価値観、感性を上書きされてしまいます。記事の内容全てではないにしろ、確かにそんな気もします。コメンテェーターと言われてる、あるいはその席に鎮座するタレントの皆さん。知識的には視聴者とさほど変わらないか、あるいは勉強する機会が多い一般主張者の方が優れているかもしれません。しかしマスメディアに露出していると、その一点だけで、ハロー効果も加わり、その意見は(自分よりも優れた物)と誤解し自説がだんだん、コメンティーターの意見にすり替えられてしまう懸念は十分あります。実はこの方法、集団洗脳のマニュアルの中にある方法で知る人ぞ知る有効な手段でもあるのです。世論が洗脳される。怖い話ですけど、実はもうあらゆるところで実践されているのです。洗脳されない方法は実は簡単なんです。常に「その意見はおかしい」「どこかに矛盾がある」と、批判的視点で見ていればいいのです。教授を受けるのではなく、意見を聞いてあげるというスタンスで話を聞いていると、コメンティーターの質が面白いほど見えてきますよ。 にほんブログ村
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