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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

アルバイト情報 

2011年04月12日 外部ブログ記事
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先月12日から始めた北軽井沢スウィートグラスでのアルバイトも1ヶ月が経過した。
そして本日は初の給料日。金額の多少に関わらず、労働の対価としての賃金を受け取るという事はとても嬉しいことで、喜ぶというその気持ちがまた健康にはすこぶる良いわけで、まさに良いことずくめなのである。ほとんど何も分からず飛び込んだ職場への初出勤の日を思い出す。
3万坪という広いキャンプ場の中に、私たちの部署の者が集まる休憩所があり、その休憩所へ出勤したのであるが、ドアを開けるとその奥に一人の女性がいて、私の事を聞いていたのか、自分の名を名乗りよろしくと挨拶をしてくれた。その温かい笑顔に迎えられてほっとしたのだが、笑顔の威力の強烈さをしみじみと感じた瞬間だった。
 
このキャンプ場には、来場者が使うトイレと炊事場が2カ所あり、新たに新築されている2カ所は今月末にオープンする。仕事のスタートは、まずこのトイレと炊事場の掃除である。
いつの日からだったかよく覚えていないが、ここに移住する前に、何か一つ家の仕事をしたらどうかという妻の提案に、風呂の掃除をすることになり、以来風呂掃除は私の担当であったが、トイレの掃除は未経験であった。5〜6人でまずトイレに向かったが、何をしなさいと言う指示はなく、とにかく後ろについて行った。最初の男性は、トイレ内にある物入れをあけて、液体洗剤と棒の先にブラシのついた道具で男性用小便器を擦り始めた。もう一人は、雑巾でその後を拭く役目。女性は洗面器を洗い始めた。私はそこに掛けてあった箒をとり、奥の方から掃き始めた。
箒で掃き終わったところから、今度はモップで床を拭いていく。洗面台の反対側にはシャワー室があり、夏のシーズンにはこの場所の掃除もあるに違いない。
 
同僚の仕事ぶりを見ながら覚えていくしかないが、徐々に会話ができるようになると、色々と教えてもらえるようになった。そうして何日か経験していくうちに、なるべく人がいやな仕事を率先してやろうと思い立った。ゴム手袋をしているとはいえ、便器を拭くという作業はやはり汚いという気持ちが湧くものだ。しかし、排尿、排便という行為は生きていく上で最も大切な事である。便器の掃除は家庭でも誰かがしなければならないし、トイレが何時もきれいに清潔にされているのは気持ちが良く、トイレを見ればその家のことが良く分かると言われる所以である。
 
北軽井沢スウィートグラスというオートキャンプ場が、全国でも人気ナンバーワンに選ばれたという話しを聞いたが、トイレを始め施設の隅々までまるでホテルのように磨き上げる掃除振りには感心した。現在では、私は何時も先頭を歩き、一番に物入れのドアを開けるように心がけているが、職場の同僚とは、もう何年も前からの知り合いのように和気あいあいと働いている。
 
ここを訪れる客の多くは子育て真っ最中の若いカップルが多いが、こんな素晴らしい施設で働くと言うことは、商売でお金をいただくというだけでなく、多くの人々の子育てに参加しているような気持ちになる。目の前にそびえる浅間山の麓、自然の木々がいっぱいの中で、風を感じながら小鳥たちのさえずりを聞いて過ごす。こんな経験が子どもたちにどんな影響を与えるかは、だれが考えても明らかである。ここを訪れるキャンパーたちが少しでも気持ちよく良い想い出が作れるようにと、さまざまな業務をこなしていく中で、働く喜びを感じながら過ごせる幸せをいっぱいに感じている今日この頃であるが、これからはこの北軽井沢スウィートグラスというオートキャンプ場の素晴らしい施設を少しずつ紹介していきたい。
また、得意の「回し者」になるのだが、北軽井沢スウィートグラスというオートキャンプ場の施設は多く、このシリーズは長期にわたることになりそうだ。
 

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