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トーマス、驚異の追い上げ 

2018年07月19日 外部ブログ記事
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 ツール・ド・フランス第11ステージ、アルベールビルから1
級山岳である標高1855メートルのラ・ロジエール山頂上まで
の108.5キロ。

 108キロという短距離ステージに、超級山岳2つ、2級山岳、
1級山岳の今大会初の頂上ゴールと難関山岳を詰め込んだ。

  ゴール前、二エベを抜き去る

 英国のゲラント・トーマス(チームスカイ)が、逃げていたニ
エベをゴール手前400メートルで抜き去り区間優勝。

  マイヨ・ジョーヌ獲得

 前日まで総合2位のトーマスが総合首位に。マイヨ・ジョーヌ
のヴァンアーヴェルマートは、20分以上遅れてゴール。

 ゴールまで残り600メートルからトーマスがラストスパート。
驚異のスピードで追い上げ、二エベをあっという間に抜き去った。

 テレビの解説では二エベの逃げ切り濃厚かとしていたが、トー
マスのとんでもないスピードにびっくり。

  2位にドゥムラン

 2位には20秒遅れでアシストと追い上げたドゥムラン、3位
フルーム、4位カルーゾ。落胆した二エベは5位に。

 アラフィリップは最初の超級山岳をトップ通過。その後は失速
して山岳ポイントは取れなかったが山岳賞をキープ。

  バルベルデ、アタックしたが

 バルベルデはメイン集団からアタック。前待ちしていたアシス
トと追い上げたんだけどね。最後は脚がなく集団に吸収された。

 私はアシストが強くて、バルベルデはいけるんじゃないかと思
ったけどね。残念だ。それでもバルベルデは敢闘賞ゲット。

  フルーム、総合2位に

 対照的にドゥムランは最後まで脚があったね。ゴール前はフル
ームと接戦だったが2位に滑り込んだ。

 総合成績ではフルームが2位にランクアップ。3位ドゥムラン、
4位ニバリ、5位ログリッチ、6位クライスヴァイク、7位ラン
ダ、8位バルデ、9位キンタナ、10位マーティン。

 昨年総合2位のウランは第9ステージで落車。負傷した影響で
31分03秒の遅れと大きく後退してしまった。

  キッテルらタイムアウト

 なお、このステージではキッテル、レンショー、カヴェンディ
ッシュの3人がタイムアウトで大会を去ることになった。

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