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トラのミステリな日常

食事のマナー・・・ 

2018年10月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

ノーベル生理学・医学賞を受賞された本庶 佑さんが、その記者会見で
「教科書の記述は、まず疑ってかかる・・・」と言う様なことをおっしゃっておられましたが、高校時代の数学や物理の先生が同じように、
「まず、常識を疑ってかかることが、自然科学の発展につながる」と言われていたのが、今だに心に残っています。

その時以来わたしは、「物事を、何でも疑って見る」という、ちょっとひねくれた青年になってしまいました(笑)
とくにネットの記事などは、80%以上は眉唾だと思いながら読んでいます(笑)

さて、突然ですが・・・
皆さんは、テーブルマナーの講習会に参加された事はありますか?

フランス料理のコースなどでは、テーブル狭しと、ナイフやフォークが並びますね。
「これらは順番に外側から使わないと行けない」と、教えられますが、テーブルマナーの講師の方に
「間違うとどうなるんですか?」と質問したことがありました。

すると、講師の方は、
「料理が出てくる順番に並べるというのは、提供する側のルールであって、食事をする側はそれに従わなくても構いません」

「えっ、でもテーブルマナーの本などでは、外側から順に使えと書いてありますね」
「一番使いやすい道具が、料理の順に並んでいるので、それが使いやすいと言うだけで、お客様がどれを使おうと構いません」
「じゃ、間違えて使っても良いんですね」
「間違って使うと、その料理で使った道具と、使われるはずの道具を同時に下げて、また新しいモノをお持ちいたします」

つまり、食べる人が間違わないように、置く場所は決められていますが、実際には、どれを使おうと自由だと言うわけです。

ところで・・・

昨日の続きになりますが、バイキングって、最初の所にキチンと並んで、料理を順に取りに行くのがマナーだと思って居られる方が多いようですね。

時々、そうしないとダメだと書かれている文を見ることもありますが、そんな事はありません。
他のお客さんに失礼の無い範囲で、どう食べようと自由だと私は思っています。

ホテルのバイキングなどでは、お客さんが食べやすいように、コース順に置かれている場合があります。
つまり、
「オードブル→スープ→魚料理→肉料理→サラダ→デザート」の順に、料理が並べられています。

この順番に取れば、コースを食べたのと同じになると言うことですが、だからといって、この順に食べないと行けないと言うことではありません。

この順に全部の料理を少しずつ取っていけば、私でも、オードブルの段階で満腹になってしまいます。

サラダから食べたければサラダから・・・。お肉が好きなら、まずお肉からでも、全然OKです。
「いきなりステーキ」と言う店もありますしね(笑)

私の場合は、最初の所に並んでいる人がたくさんおられる時は、ガラガラのテーブル台にあるサラダから取ってきて食べるようにしています。

先日、「帝国ホテル」のランチバイキングに行きました。
ご存じの方も多いと思いますが、このホテルのバイキングの目玉は、ローストビーフです。

このメインのローストビーフを食べるために、最初のオードブルから並んで、順に進んでいかなければいけないのなら、なかなかローストビーフにありつけません。
1度目はそれでもいいですが、2度目となると・・・。

私は、サラダの後は、ローストビーフだけを、何度もカットして戴きに行きましたが、ほとんどのお客さんもそのような感じでした。

バイキングは、順番に並ぶのがマナーだと思って実行されている人なら、90分の時間内に、ローストビーフは2枚しか食べられないでしょうね(笑)

帝国ホテルのローストビーフは絶品です。
せっかくなので、私は最低でも5枚は戴きます。

好きなモノだけを取りに行って、好きな量だけ食べられるのが、バイキングの良いところです。



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