もも&まさこのブログ

詩 「朝のリレー」 

2018年11月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

         朝のリレー

カムチャツカの若者がきりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女がほほえみながら寝返りをうつとき
ローマの少年は柱頭をそめる朝陽にウインクする
この地球ではいつもどこかで朝がはじまっている


ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へ
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴っている
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめたと証拠なのだ






最近、好天気が続いている。ひんやりとした朝の毎日。
まだ薄明るい外を眺めていると思い浮かぶのが谷川俊太郎さんの詩。
かなり前、ネスカフェのコーヒーのCMにも流れた。
谷川さんらしい詩だと思った。
学校の教科書で学ぶ子どもも多いと聞く。
少年の気持ちいっぱいの谷川さんのこの詩が私も好きです。

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