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パトラッシュが駆ける!

厄介な隣人 

2019年02月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

韓国は嫌いだ。
国と国との付き合い、特に、我が国とのそれにおいて、
信義というものが、見えない。
と、私は、憤慨することが多かった。
その半面で、自分を戒めるところもあった。
彼らは隣国ではないか、同じ東アジアの仲間ではないか……と。

例えば、サッカーの大会においてである。
昨年のワールドカップ、ロシア大会において、
韓国は、一次リーグ敗退を余儀なくされた。
一方の日本は、決勝トーナメントに進出した。
この時、私には、脱落して行った隣人を、惜しむ気持があった。
但し、真にその無念を、気遣って……ではない。
同じアジア勢の劣勢が、歯がゆかったからだ。

サウジアラビア、イラン、オーストラリアなど、
アジアの代表国の戦績が振るわない。
五か国が出場し、一国しか、予選リーグを突破出来ない。
となると、世界の、アジアを目は、どうなるだろう。
出場枠を、減らせという声は、出ないだろうか。

それを危惧し、韓国の敗退を、惜しんだと思われる。
真に、韓国に対し、シンパシーを抱いたわけではないようだ。
とは、他人事のようであり、我ながら、歯切れが悪い。
実を言えば、自分でも、その時の気持を、よくわからないでいる。

先日のアジアカップにおいて、日本も韓国も、
決勝トーナメントに進出した。
さすがに……と言うべきであろう、世界を目指す強豪国が、
ローカルな大会で、無様な負けは見せられない。

日本が、トーナメントを勝ち進めば、決勝では、
韓国かオーストラリアと当るだろう。
と、私は思っていた。
いずれも難敵である。
どちらかと言えば、オーストラリアの方が、組しやすい。

韓国選手は、日本が相手だと、ことさらに闘志を燃やす。
その異常なまでの、負けじ魂の源には、
歴史を遡ったところの、怨念がある。
と言う風に、世間では見られている。
ましてや昨今、両国間に、対立の火種がくすぶっている。
スポーツが、その意趣を晴らす場に、ならないだろうか……
戦いは、さぞ、熾烈になるであろう。
ラフプレーが横行しやしないか……
なんてことを、憂慮していた。

韓国は、準々決勝で、カタールと対戦した。
私は深夜に至るまで、この試合を見ていた。
多分、韓国が勝つだろうと思いつつ、私は、
カタールを応援していた。
判官びいきの意味もある。
それ以上に、やがて来るであろう、韓国との戦いの、
その難儀を思っていた。
出来るなら、中東勢を相手にする方が、気楽でいい。

韓国は、守りを固めるカタール陣を、攻めあぐねていた。
後半、逆襲に転じたカタールは、
MFハティムのミドルシュートにより、
韓国のゴールネットを揺らした。
一点を先取し、そのまま逃げ切ってしまった。
してやったり……であろう。

サッカーでは時に、番狂わせが起きる。
私も実は、してやったりと思っていた。
これで、韓国との、重苦しい戦いを見ないで済む。
中東勢が相手なら、きっと我がサムライジャパンは、
優位を築けるであろう。
優勝の確率は、かなり高まった。
と思った。

しかし、楽観の裏に、落とし穴ありだ。
人を呪わば穴二つ……ということもある。
日本は、カタールとの決勝戦において、
よもやの苦杯を喫してしまった。
1:3……完敗である。
情けないったら、ありはしない。

不幸中の幸いは、相手がカタールだったことだ。
もしも韓国相手だったら、その敗戦はこたえる。
私は、歯噛みして、その夜はきっと、眠れなかったであろう。
何のかのと言いながら、
私の韓国に対するライバル意識も、相当なものだ。

敗れはしたが、一つ、自慢出来る話があった。
日本選手団は、使っていたロッカールームを、
きれいに整頓し、アラビア語や英語などで、
「ありがとう」の文字を書き残し、現地を去った。
こんな真似、他チームには出来ないであろう。
悔しかったら、やってみなさい。
と言いたくなった。

大人の振る舞い、それが我が国の自慢だ。
スポーツばかりでない。
政治でも、それを見せてやりたい。
相手はまだ、その辺が遅れている。
民度、それが成長途上だ。
子供、それも、駄々っ子のようなものだと、思えばいい。

それしても、我が国は、歴史上の皮肉とは言え、
厄介な隣人を持ったものだ。
触らぬ神に祟りなしと言われる。
なるべく、関わらぬ方が良い。

出来ることなら、えいっとばかりに、海峡に棹差し、
列島そのものが、太平洋へと漕ぎ出してしまいたい。
隣人の声の届かぬ、ハワイ沖辺りに辿り着いたら、
さぞ気楽であろう。
なんていう、夢物語を描いたりする。

「おい、待てよー」
隣人は、血相を変え、追いかけてくるだろうか……
口では、ぼろくそに言いつつ、彼らだって、
喧嘩相手が恋しいのではあるまいか。
そう、半島を、三十八度線で切り離して……である。
いや、待てよ。
鴨緑江で切り離し、北まで一緒に付いて来たら、どうしよう……



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期待

パトラッシュさん

プラチナさん、
常夏の国になるのは、いいですが、
合衆国の一州になるのも、考え物ですね。
太平洋に漕ぎ出すのはいいですが、位置取りが難しいです。

隣国との問題についての、
プラチナさんの川柳を期待しております。

2019/02/10 05:39:32

呆れました

パトラッシュさん

漫歩さん、
お隣さんは、不都合な真実から、目をそむける習性があるようです。
私はかつて、かの地を旅したいとおもったことがありましたが、今はもう、全くその気になりません。

2019/02/10 05:33:31

日本よ何処へ

プラチナさん

日本はアジア大陸から遠く離れて行くと、気候風土が変わって日本で無くなり、アメリカ合衆国のハワイ州に、そして韓国は、対中露戦線の要塞となるかもかも知れませんね…。

2019/02/10 00:32:21

嘘まみれ

漫歩さん

私の隣国に対する評価はパトさんの冒頭のお言葉と同じです。

それと、隣国の現代史を紐解いていきますと、彼らの日本に対する物言いが歴史の捏造に基づいた虚言の連発であることがよく解ります。

自国の歴史の真実と向き合わないままでは、まともな付き合いは出来ないでしょね。

2019/02/09 19:53:17

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